ファイナル・ブラッド2のレビュー・感想・評価
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ヴァンダムファンしか見ないのでは?
ヴァンダム世代なら無条件で楽しめる、ヴァンダム補正無しではキツイ作品。
吹き替えが大塚芳忠なのは初期の頃からではあるが、今作に関しては合ってない様な?
往年のアクションスターの中では屈指のアクション派な筈だったのだが、一番老いが体に来てる感じで精細さに欠けるのが不思議。
代名詞の股割きも無いし、ステイサムがこうならないと良いなと危惧してしまう。
ボス相手でも大して苦戦せずに圧倒してるのは沈黙のシェフを意識してるのかな?
方や合気道を取り入れたアクションで説得力があり、方や純粋な格闘戦で無理を感じる。
とにかくB級臭が酷く、昨今のヴァンダムはこういうのしか出ないから仕方ない。
至近距離でも敵の弾は当たらない、こっちの弾はよく当たる、アクションはどれもスローテンポ、バイクチェイスは安全運転、ヴァンダムも殴り合いで一度倒された相手がかっこつけてナイフ出したらそれを利用されて即やられる敵、何人かアレ?あいつは?って奴がいるモヤモヤ感、一応大団円だが見終わってスッキリしないアクション作品。
そもそも最初にオープンカフェでスナイパーがここからじゃ狙えないって言うけど、どっからどう見ても邪魔な物が無いから絶対当たるだろと。(一応木はあるけど障害物にならない)
それで全弾外して仕事して無いのに、金貰うためにボスの所に行って殺される間抜け、やたらブチ切れまくるヤバい奴なのにあんな強気によく出向けたなと。
途中から出て来る親戚の女も何で出て来たのかってレベルに役に立たない、ボコられて泣くだけの女が不快。
敵のボスをあと一歩で殺せるって所まで行った時にその女が人質になるのだが、何故かボスの命と交換とかいう理由で帰される主人公。
は?、その主人公に兄貴殺されて復讐したいんだろ?、なんでそこで帰す?、人質取られて無抵抗になったんだからそこで殺せよ、全く意味が分からん。
暗号資産と呼ばれるデータに関しては、まぁ台帳って言ってる所からビットコイン的な物では無く、あくまでもどこの銀行に幾らみたいな物が纏まってると解釈してる。
本来の意味での暗号資産(仮想通貨)だとしたら、ブロックチェーンでプロテクトされたデータがコピーして使えるとは思えない。
ラスト、ヴァンダムにアッサリ撃たれて即退場したボスが、虐殺した村の住民達に農具で殺されるのは、歴史的に見てもいかにもあっちの映画だなと感じる。
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