「気持ちが休まる場所がほしい」幸せの列車に乗せられた少年 tomさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちが休まる場所がほしい
第二次世界大戦後のイタリアのナポリから貧困のため母に北部地域へと
列車で送り出された少年が別の女性のもとで新たな人生を送る物語。
当時、現実にそういうことがあったらしい。
イタリアの中でも南部と北部の格差があったということ。
北部に送られた少年たちは映画では幸せそうだった。
実際もそうだったのか。そうであってほしい。
家に戻った主人公の少年をまっていたのは
やっぱり貧しさできつく当たる母親。
受け入れてくれた北部の女性のところへ戻ってしまう。
その気持ち痛いほどよく分かる。
気持ちが休まる場所がほしいその気持ち。
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