「こどものため」満ち足りた家族　Bacchusさんの映画レビュー（感想・評価）

同い年の子供を持つ弁護士である兄の家族と、医者である弟の家族が、高校生のこどものやらかしで翻弄される話。

大企業の御曹司のやらかしを、金に物言わせて思う様に持ち込もうとする敏腕兄貴、そしてその被害者の少女の主治医になった堅物弟。
そんな2人とそれぞれの妻の家族会議の様相の食事会の裏で、兄貴の娘と弟の息子が…。

ただ、この話しってこれっぽっちもそこに触れないけれど、検挙されないことが大前提ですよね…。

事が起きる前から弟の妻の考え方は…まあ解らなくはないけれど臨国民味満載に振り切った感じとでも言いますか…。

子供たちのリアクションの胸糞悪さももちろんだけれど、救いようのないクソっぷりをみせる人物に、異様なほどに逆方向に振れた人に、となかなか面白かった。

携帯…といったところでその次の流れは読めてしまったし、肝心な結論が放置だったのはちょっとモヤモヤした。