「ヒトを傷つけるヒト、ヒトを救う犬」犬と戦争 ウクライナで私が見たこと 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトを傷つけるヒト、ヒトを救う犬
今日、普通に外出。普通に映画を観ました。それは、普通にミサイルが飛んで来ないからです。
救うこと、戦うこと。
私達は、戦いの矛先を間違えているかも知れません。
孔先生曰く、人徳のある為政者が治める国は、徳が寬く行き渡り、人だけでなく、あらゆる生類に平穏が訪れる…。これを真に受けたのが、生類憐れみの令。その後、何が起きたかは、ご存知の通りです。
今さら何を言っても、時間は戻りません。為政者の政策ミスの結果が、戦争だとしても、割を食うのは、私達。私達には何もできないとしても、何が起きているかを知ることは、無意味ではないはず。犬を苦しめるのも、ヒト。犬を護るのも、ヒト。そして、犬に救われるのも、やはり…。
…何故、戦場に戻るのか?。理解できない者が理由を聞く。そこに仲間がいる。仲間を助けるのに、理由が要るのか?。
「ブラックホーク ダウン」
…子供なら、夢中になれるもの、たくさんあるよな。だがこの歳になると、それはひとつかふたつだ。俺の場合、ひとつだな。
「ハート ロッカー」
…人に発砲するより、犬に銃を向けるほうが、良心が痛む。
「戦場でワルツを」
分かち合うことの 喜びと
分かち合うことの 難しさは
あなた自信で確かめて
あなた自信で確かめて
サンボマスター「手紙」
…救うことは、戦うことより勇気が要る。
他者を傷つける蛮勇より、他者と分かち合う勇気こそ、今の私達に試されているようです。
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