We Live in Time この時を生きてのレビュー・感想・評価
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出会い別れ普通の人生が愛おしい
「余命もの」のラブストーリーにはあまり興味がないのだが、フローレンス・ピューが見たくて鑑賞したが、さばさばと湿っぽくない人生讃歌で愛おしい小作品。
離婚手続き中のトビアス(アンドリュー・ガーフィルド)はある偶然からシェフのアルムート(フローレンス・ピュー)と出会い、ひかれ合う。2人は娘を授かるがアルムートは2度目の癌を再発し余命わずかと知る。抗がん剤治療を受け、少しでも長く生きるのか、積極的治療をせず短いが充実した日々を過ごすのか、選択を迫られる。
劇的な展開や意外な結末などはなく、ストーリーとしては淡々としているのだが飽きるわけではない。そう感じさせるのは出会い恋人になる時期、子供を授かった時期、現在の闘病期の3つの時間軸を交錯させる編集の妙にある。出会い結婚、妊娠、闘病と時間軸通りに進んでいたらなんとも平凡な映画になっていただろう。
時間軸は頻繁に行き来しテロップなども入らないので混乱しそうだが、アルムートの髪型や妊娠中の体型を見れば明確。
劇的な人生を送る人など一握りに過ぎない。そんな平凡な人生でも劇的な瞬間である妊娠出産に焦点を当てたのは命を継いでいく素晴らしさを表現するためだろう。
命を継いでいくシーンの表現として卵を割るシーンが素晴らしい。そう、日常の一瞬一瞬のなにげないきらめきが人生を形作っていくのだ。
エンタメ系の役が多いフローレンス・ピューの新境地。役の幅が広がった。
ファンは必見。 『ふろぷ〜』節全開。
『ケイト・ウインスレット』の後継者『ふろぷ〜』。
「女子プロ」の映画からだと思うが毎回、『眉間にシワを寄せて強がる割にベソかき』という世界流行のアニメキャラクターで、オファー連発。
『サンダーボルツ』でもベソかいた。(『ミッド〜』はベソのみ。)
なんだかんだ言って”強気な顔からのベソ顔がたまらん。”とか”萌え〜。”とか言ってるヤツらからすると、「アダルトビデオドラマ」並みの流れは泣いて喜ぶだろう。
ゲロ吐きや妊婦姿やクライマックスの「クソかと思ったら産まれる」との台詞のトイレ(何故かこの監督、”便所”にこだわる)出産シーンなど『”綺麗事抜きのリアルな描写”』なんてことを書くやつが出そうだが、その”リアル”は本当に”リアル”なのか?
なんか画面が綺麗すぎて”おんなに気を寄せている”だけにしか思えない。他の映画と区別させようとする『あざとさ』と結局、映画の”まとめ”の詰めの甘さが観ているほうに毎回毎回不満が残すところがこの”男性監督”の特徴。例によってあまり進歩していない。
進歩してないのに何故か映画を作らせてもらえる。不思議である。
時系列を無視した『コラージュ』は少し凝っているが、結局のところ今時全世界どこの国でも描いている『”余命何日イチャラブ”強いヒロイン映画』にしか過ぎなし、
”く〜るジャパン”とか言ってる日本のアニメや小中学生向け小説の得意中の得意な題材。
とはいえ、冒頭から涙目の『ふろぷ〜』。
『ウインターボトム』の映画で見せた「そこまでやるか。」という”ド直球”な出産シーン(『タイタニック』前です。)程の『ウインスレット』の女優魂には及ばないがそれなりに根性はあるイギリス映画界の旬な女優『ふろぷ〜』の”チャーミング”さを観たい人にはおすすめ。
涙がダダ漏れ‼️❓
久しぶりの洋画
フローレンス・ピューさんが気になりまくり鑑賞😎
登場人物も少なくてわかりやすかった。
時間軸が時折とんではいたが、まあ分かる範囲。
愛する人と生きていく
病気になっても諦めずに夢を叶える
人として大事なことが詰まってたかなと思う。
闘病に専念せずにコンテストに向けて頑張ってたシーンは、自分勝手やなとも思ったけど
残り少ない人生を精一杯生きたい
そこは自分勝手でもええのかなと
輝いてる姿を娘に見せたいというのもわかるしね
人それぞれこだわりや想いがあるからね
フローレンス・ピューさんは良かったね😎
出てる映画探してみてみたいと思った😀
旦那役も、娘役も良かった😎
たまには、洋画も観るもんやね。
また、たまに洋画も観よう😛
まさかのアンドリュー・ガーフィールド
家族のためと言いつつ、それは自分のためだよね
アルムートは、わがまますぎるな。そこが鼻についてしまい、感情移入できず。
家族のため、というが、その内容は「弱って死んでいったママ」という記憶でいてもらいたくない、というもの。それって自分目線では?
そんなことよりも、雨の中迎えにきてくれなかった、結婚式を御破算にされたっことの方が、受けた側にとっては記憶に残っちゃうよ?
死期が迫って、治療よりも自分のやりたいことをやるのは良いと思う。それは、彼女が選択すべき。でも、それなら、ちゃんとそのことをトビアスに伝えて、協力して欲しいと頼むべきでは。それを断るようなトビアスではないよ。
トビアスは優しすぎて、泣いて招待状を捨てるところなんて見てられない。これが本当にアルマードの言う「家族のため」だなんて思えない。
初めのうち、過去に戻っているのが分からず、治療方針が合わなくて、トビアスとアルムートが離婚するのかと思ってしまい、病院の場面ではトビアスが記憶喪失になったのかと思ったわ。アルムートの眉が若い頃はうんと太眉メイクなところくらいしか変わらず、もう少し分かりやすく過去のビジュアル変えて欲しかった。
私たちの決断と選択について
空気抵抗のなくし方!
すごくいい時間の流れ方がしていたストーリーだわね☺
ずっと観ていたい優しい時間。
テーマは永遠に決着がつくはくずのない課題。
愛する人と過ごせる時間を少しでも延ばすためにツライ治療に励むべきか、それとも笑顔で過ごせる時間を優先して寿命に抗うことなく命を全うするのか。誰の立場に立つかによって見え方は変わってくるから正解はない。ただ、最期は意外と呆気ない。何をアレコレ考えたとしても、逝くときは逝く。映画の終わり方もそれを象徴してるかのように思えて『えっ??』だった。でもそれがリアル。
だから余計に“ずっと観ていたい時間”が急に終わってしまってなおさら悲しかったー
アルムートの生き方が好き。そんなアルムートを支え、『君は最高だよ!』と言うトビアスもカッコイイ!あたしにとっての理想の結婚はこーゆー『最大の自分ファン、最強の味方』を手に入れることなんだろーなー、と。そんな夫婦にはあこがれる🍀
ピューちゃんやっぱり良き良き✨でもMVPはアルムートのお店のスーシェフ(?なのかな??)な彼女!空気抵抗無くす行動にアッパレ🌀
【涙活報告】泣いたよ‼️ (たしかウルッとポイントが3回くらいあったと思うんだけど、どこでウルッとしたのか既に思い出せない…痴呆)
文化の違い?
奇跡の出会いから、別れまでを切なく、でも明るく描いた2人+1人の物語。
卵の割り方
表情豊かでキュートなヒロイン
フローレンス・ピューはいいんだけど・・・
お気に入りのハリウッド女優は結構居るのだが、なぜかコロナ禍以降メジャーな女優の作品がなかなか海を渡って来ないと思っているのは俺だけだろうか? そんな中、先日サンダーボルツ*でも楽しませてくれたフローレンス・ピューの次回作をもう見られるとあって、公開を心待ちにしていた。
【物語】
会社員のトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)は妻に離婚を迫られる。ついに離婚届けが届き、サインしようしたがペンが書けなくなったため、町に買いに出る。失意の中で道路上で不用意な行動をしているところを車にはねられる。
気が付いたときは病院に居て、そばにアルムート(フローレンス・ピュー)が居た。彼女が彼をはねたのだと言う。トビアスは全く彼女を責めようとはしなかったため、シェフである彼女は今度うちの店にきて欲しいと言い残す。
後日アルムートの店をトビアスが訪ねたことがきっかけで、ふたりは恋に落ちる。やり手の性格のアルムートと慎重派のトビアスは破局の危機もありながら、強い愛情は冷めることなく、ふたりは一緒に暮らし始める。 やがてふたりの間に待望の娘が誕生するが、アルムートが重い病に侵されていることが分かる。
【感想】
お目当てのフローレンス・ピューだが、初めて記憶に留まった“ミッドサマー”と“サンダーボルツ”の彼女は同じ人とは思えないほど印象が違った。そして本作の予告編の彼女に釘付けになったが、最初同じ女優だとは気が付かなかった。作品によってかなり印象が異なるカメレオン女優だ。 それでいながら、どの作品でも魅力的なのがすごい。
彼女を堪能できたので、主目的は達せられたが、作品としては期待通りとはいかなかった。ダメな作品とはいかないが、いわゆる難病・余命わずかモノで、命を全うする主人公と彼女を支える家族の愛という、ハッキリ言って「良くあるパターン」で、斬新さは見当たらない。 また、時間が出会った頃と現在を行ったり来たりする構成で、そういう構成は珍しくはないが、ちょっと頻度が高過ぎでは? 俺はそのたびに集中が寸断されて、物語に入っていきにくかった。
さらにヒロインの魅力で持っている作品だが、残念ながら彼女は抗がん剤治療開始とともに坊主頭にしてしまう。坊主頭にしてもキレイなのはさすがだが、そうは行ってもそれ以前の女性らしい髪形の方がやっぱり魅力的。 闘病の演出なのだろうが、後半はせっかくの彼女の魅力も3割減!
予告編が良かっただけに期待が膨らんだ分、物足りなさを感じてしまった。
25-073
片手で卵を割る練習から始めてみます
いやー、最近ひねくれた映画ばっかり見ていたので、久々に心が洗われました!
時系列をちょっとづつずらすのは、最初あれっと思いましたが、慣れてくると、半歩先がある程度分かっているので、「ここが分岐点だったんだ」と逆に観客の関心を誘い、惹きつける効果があったと思います。アルムートのお腹や髪型、医療器具など理解しやすいアイテムでサポートもしてくれますし。
脇役がいい味だしてました。助手シェフの女子、GS店員の兄ちゃんとおばさんは勿論なのですが、ダイナーで英国自慢のマニュアルを延々読み上げてたウェートレスとか助手シェフのバケツを任される警備員などなど。
アルムートがやり切ったのは素晴らしいし、本当に賞賛に値することなのですが、仮にその選択をしなくても彼女の存在価値が下がることはないし、選択しない生き方(死に方)も世の中にはいくらでもあっていいと私は個人的に思います。
ドキドキする様に日時をランダム配置変
We Live in Time この時を生きて
死に逝く者は、優先となる我儘いい放題かなぁ
まあ、体育系の女史は元気でよろしい。
(^ν^)
We Live in Time この時を生きて
「ブルックリン」のジョン・クローリー監督が、
限りある時間を大切に生きる男女のかけがえのない日々を、時間軸を交錯させながら描いたラブストーリー。
新進気鋭のシェフであるアルムートと、離婚して失意の底にいたトビアスは、運命的な出会いを果たし恋に落ちる。
自由奔放なアルムートと慎重派のトビアスは幾度もの危機を乗り越えながら、やがて一緒に暮らしはじめ、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。
そんなある日、自分の余命がわずかであることを知ったアルムートは、トビアスに驚きの決意を告げる。
「ミッドサマー」のフローレンス・ピューがアルムート、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのアンドリュー・ガーフィールドがトビアスを演じた。
「ベロニカとの記憶」のニック・ペインが脚本を手がけ、俳優ベネディクト・カンバーバッチが製作総指揮に名を連ねる。
アルムートは文字通り、「一生懸命に」生き抜いた
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