「時折、時間軸を戻り過去の幸福なシーンが挟まれることで強調される構成の巧みさ、フローレンス・ピューの魅力」We Live in Time この時を生きて ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
時折、時間軸を戻り過去の幸福なシーンが挟まれることで強調される構成の巧みさ、フローレンス・ピューの魅力
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病に直面した夫婦と娘が、限りある残りの人生を、前向きに力強く生きていく姿を描く。
遺された時間を生きる現在の時間軸に、二人の幸福な過去の出来事を、時間軸を錯綜しながら挿入していく構成が巧みで、これまでの時間の大切さが際立ってくる。
二人が出会う前、男が離婚届にサインをしようとすると、何度もペンが壊れてサインが出来ずに、ついには落としたペンを拾うために事故に遭ってしまうのが悲惨なのに可笑しい。
これも二人が出会うための運命だったように。
「ブラック・ウィドウ」「サンダーボルツ*」「デューン 砂の惑星 PART2」等とはまた異なるフローレンス・ピューの魅力が強く印象に残る。
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