劇場公開日 2025年6月6日

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We Live in Time この時を生きてのレビュー・感想・評価

全127件中、1~20件目を表示

4.5時間軸を越えてあふれ出す人生の輝き

2025年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

思いがけない感動作で、思いがこみ上げてきた。『500日のサマー』『アバウト・タイム』を思い起こさせる趣きある本作が伝えるのは、人生や物語は線形ではないという真理。物語がシャッフルされ、時間軸を行ったり来たりしながら主人公二人のラブストーリーを点描する。最初にいきなりこれを食らうと「?」と一瞬だけ混乱するが、理解が追いつくとこの語りの構造そのものがタイトルを象徴していることに深く納得がいく。私たちは生から死まで長いトンネルを歩いているのではなく、ある意味で「瞬間の連続」を生きている。それも悲しみや苦しみに蓋をするわけではなく、あくまで一つの生き方として、喜びに包まれた思い出や記憶の一瞬一瞬を噛みしめることで、生が尊く瞬きだす。そんなメッセージが胸を熱く震わせる。もちろんこれはピュー&ガーフィールドの魅力あってこそ。彼らが奏でる驚きと笑いと率直さに満ちた化学反応が、輝きを永遠のものとしている。

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牛津厚信

4.0「現在と過去の事実はリンクし歴史になる」

2026年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

斬新

 2026年元旦にこの映画を見ました。見終わった瞬間、去年見そびれて悔しいという思いにかられました。夢のような時間を映画館で味わいたかった、残念な思いしかありませんでした。ただこの映画で一年を始められたのは幸甚でした。

 人生とは過去から未来に向けた直線的なものでしょうか。確かに現実は、目先の現在と将来をどのように生きるのか、未来の時間軸で考えることが一般的です。ただその考えや選択には、過去の経験が要因になっていますが、あまり「意識」することはないでしょう。しかし現実的には、過去の「事実」が現在を動かしているのではないでしょうか。

 この映画はまさに時間軸が非常に入り混じるストーリー展開になっています。現在の描写から二人が出会い、付き合い、ケンカし、お互いを理解し、結婚し、妻のアルムートがガンにかかり寛解し、子供を産むまでのシーンは、すべて過去の描写ですが、その過去に現在の状況が入り混じります。

 特に妊娠を望まなかったアルムートが、妊活、アクシデントのあった出産の状況を描写することによって、現在アルムートのガンが再発しても親子三人で仲良く暮らす幸せが強烈に伝わってきます。

 アルムートのガンが再発してからの選択は彼女らしいものでした。夫のトビアスは反対しますが、彼女の過去からの考え方を理解していますから、彼女を応援します。二人にとっても、つらい選択ですが、夫婦が一体となり、娘のために頑張る姿には、生きている証、執念を見せつけるものでした。

この映画の素晴らしさは、運命的な出会いを果たしたアルムートとトビアスのお互いの考えを尊重し、理解し合い、思いやる心持が優しいという一言では、あらわせない、二人の深い絆の強さが見る者の心を揺さぶるからです。

 ニック・ペインのオリジナル脚本は、単なる二人の「回想」ではなく、現在の二人の行動、選択が、「過去の事実」を印象的に描写することによって、浮かび上がるというストーリー構成なくして、この映画は成り立たなかったでしょう。アルムート役のフローレンス・ビューとトビアス役のアンドリュー・ガーフィールドの相性抜群の演技、細かな表情、仕草、声のトーンにいたるまで繊細な演出をしたジョン・クローリー監督の手腕は見事でした。

 これから生きていくうえで、自分の家族の過去の「事実」を振り返って、思い出して生活していけば、また違った世界を見られるのでないかという、キッカケを与えてくれた心に残る映画でした。過去の「事実」の積み重ねが、その人の「歴史」になる、皆さんにお勧めできる映画です。

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かな

3.0いまいち

2025年12月22日
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ごちゃごちゃさせてなんの効果があるの?

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ボケ山田ひろし

2.0時制を混ぜ返してみました映画。

2025年12月9日
iPhoneアプリから投稿

古っ。
所謂闘病恋愛譚の時制を混ぜ返してみました映画。
女は勝気、男は穏和、子はただ従順、
大病でもやつれず、両実家とも皆まとも、
仕事は順調、唯一の難は病気。
で、無理に挑む料理の鉄人な
エンタメ番組バトルに鼻白んだ。
ツマラン。
幕切れだけは良し。
非支持。

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きねまっきい

4.0衝撃的な出会い、恋に落ちるのかなぁ

2025年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

時系列バラバラに構成する展開に
結構戸惑う事になったけど、
死を静かに迎えるのではなく
話が進むにつれ、その一瞬が
輝きを放ち幸福感が増していく
不思議な感覚になったよ

馴染めなかった点あり
ピューさん魅力的だけどさ
あの衝撃的な出会いから
恋に落ちるのかなぁ

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シムウナ

3.5スケート

2025年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

所謂余命ものなんだけど、そこまで重苦しくないお話でした。

簡単なあらすじ。新進気鋭のシェフであるアルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚間近で失意のどん底にいるトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。思いがけない出会いをして恋に落ち結婚する。娘エラも生まれ幸せに暮らしていたが、アルムートが病期になり余命がわずかと判明する。

これ時系列がかなりぐちゃぐちゃなので観ている方は混乱するかも。
出会いのシーンから笑ってしまって(笑うところではないかもだけど)、トビアスが離婚届を書くためのボールペンを買いに行こうとしたらアルムートの運転する車に轢かれるっていうね。すぐに2人は意気投合して付き合い出すんだけど、アルムートは子どもは必要ないというスタンスで、トビアスは子どもがほしいという希望が強い。それが原因で別れかけたりもするんだけどそれでもお互い好き同士なのでお付き合いは継続することに。そんなときアルムートが卵巣がんに罹ってしまい、悩んだ末に卵巣を一つ残しエラを授かる。家族3人幸せに過ごしていたある日、卵巣がんが再発してしまって…。

なんかね、自由奔放なアルムートと慎重派のトビアスが一緒に暮らすってなると、ほぼトビアスが我慢する方になるんだな〜って見ていて感じた。アルムートはとにかく頑固で自分の意思を曲げないので、何を言っても無駄なんだな…って。トビアスやエラの立場なら治療して少しでも長く生きてほしいって思うけど、アルムートは輝いている自分の生き様を家族の目に焼き付けたいって想いの方が強かったのかな?

料理大会もスケート場での滑りも末期がん患者とは思えないほどキラキラしていて、途中までは自分勝手だな〜って思って観てたけど、あのやり切った笑顔を見たらこれで良かったのかも…って思いました。特にエラにとってはね。

死の場面を見せずに、それでも彼女は2人の中で存在しているようなラストは素晴らしいな〜って。よかったです。

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ゆみな

4.0時間軸を歪めることで《死も生の循環》になる。

2025年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

斬新

死ぬと決まっても、メソメソなんかしていられない。
あれをやって、
これをやって。
足跡を残して、
そして死ぬのではない・・・
並行世界(パラレルワールド)で生き続ける私。
私(フローレンス・ピュー=シェフのアルムート)は、
卵巣がんに侵されても、
じゃあ、子供を産もう、
シェフコンテストに挑戦しよう、
死ぬまでの時間をジメジメと泣き暮らすより、
毎日をポジティブに楽しく懸命に生きよう・・・
とする女性。
パートナーのトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)は、
彼女にリードされ振り回されるけれど、
そういう星に生まれた男性って、
それが幸せなのね。
多分アルムートは、星のようにこの宇宙に存在するのだと思う。

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琥珀糖

3.5要所要所は良き場面

2025年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

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流離いのオオハシ

4.0今この瞬間を一生懸命に生きる

2025年9月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「いつかやってみたい」、「いつか挑戦してみたい」

時間は限られていることを見ないふりをして、

そんな言葉を自分に言い聞かせている私には、

この映画はグサリと刺さった。

先に何が待ち受けているかは分からない、それなら今この瞬間を懸命に生きたい

あなたの目の前にある時間を、大切にしたくなる物語

フローレンス・ピューの懸命に生きようとする必死の演技、

アンドリューの噛み締めるように涙するシーン、

すごく良かったなぁ

二人とも最高の役者

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スクラ

4.5これが私の終活

2025年8月23日
Androidアプリから投稿

もうね。自分の愚かさを呪ってます。

恋愛映画だと思ってたんですよ。ピューとガーフィルドで、わざわざ恋愛映画やらなくても良くないかと。スルーしてたんですが、サロンシネマさんでのハシゴの隙間に、ついで鑑賞。

全然違いますやん。なんなん、これ。めちゃ良いやん。通りで、評価点高いわけや。ピュー演じる、自分を信じる強さ、信念で行動する女性が選択した、死に方のお話。

正直に言います。
ピューの映画で、初めて泣きました。この数年、彼女の映画は山ほど見てますけど、彼女に泣かされたのは初めてでした。

良かった。
とっても。

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bloodtrail

3.5すごく泣けそうな映画なのに

2025年8月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

癒される

全く泣けなかった
めちゃくちゃ新鮮な感覚
いい話だった

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むーらん

4.0観ていて過去のエピソードと現在がわからなくなったりするんだけど、そ...

2025年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

観ていて過去のエピソードと現在がわからなくなったりするんだけど、そういうことを思い出すときってそんなもんだよね、と妙に納得してしまった

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NOSTOS3

4.5家族と生きるということを最大限肯定したくなる作品。

2025年7月20日
iPhoneアプリから投稿

家族と生きるということを最大限肯定したくなる作品。
本当に強いひとであり、憧れや尊敬を持てる登場人物であった。そしてそれを支えて一緒に立ち向かう家族の素晴らしさに心を打たれた。
結婚して子供を産み、育てる。世の中の一般的な幸せと言われるかもしれないが、自分はそこまでピンと来ていなかった。ただ今作を通じて、その幸せの意味が少し分かった気がした。もちろんその選択がすべてではないが、素晴らしいことなんだと感じさせられた作品。
フローレンスピューの重心の低いずっしりと強い演技にはいつも心を動かされてきたが今作もその期待を軽く超えてきている。

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モトコ

4.0記憶を思い出す時の時系列

2025年7月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

苦しい時、相手が嫌いな時、めちゃ好きな時、子供産まれた時、子供愛しい時、子供いなければと思う時、忙しい時、自分を見失った時、なんとかかんとか。。。全て。

今いる自分が感情と記憶を結びつけた状態で、何かを思い出すという作業をしたならば、時系列では無い色々な断片が脳内に出てくる。
それを丸ごと、客観的に体験出来た映画でした。

それでも、要所要所でフリが聞いていて。
やはり、この人生は明日につながっている。
卵を割る方法は、彼女に受け継がれている。

映画でもなんでも、物語上の時間の使い方は自由であるのだが、自分が思い出したり、感じたりするプロセスと同期している様な不思議で、そして感動せずにはいられない映画でした。

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tkt

4.0まさに今を生きるですね

2025年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

とにかくそれぞれのエピソードの時間(時代?)があっちこっちに飛ぶので、それに付いていき内容を消化していくだけでひと苦労でした。私はじっくり考え思いを巡らせたいタイプなので、本作品のように短いスパンで展開していくのは少し苦手ですが、それでも理解できた範囲では、深く胸に響くものがありました。
各エピソードには全く無駄なところがなく、主人公の男女、それぞれが価値観や生き方に違いがあれど、その時その時で精一杯、自分の出来る範囲で行動し、判断し、生きる姿が印象的でした。あらためて、男女が共に生きていくにはお互いの尊厳を認めることが大事なんだな、と思いました。

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u-na

4.0ロマンス映画として生涯一位

2025年7月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

斬新

今後の人生で何か辛い事が起きても、それも自分の人生の一部だと、「どんな出来事も愛おしく、後悔はしない」という考え方で生きていこうと思えた。
事故にあったり、病気になったりと、どんな不幸事も突然起こるもの。その全てを好転的に考えれるかによって、過去を振り返った時、自分の人生が豊かだったかどうか決まる。突然余命半年と宣告されたとして、今の自分にそれを受け入れ、作中の2人のように「陰気な1年じゃなく最高に楽しくて前向きな半年を過ごす」と考えられるか?今作は全体的にクヨクヨ悩むシーンが少ない。
この映画は時系列がバラバラの状態で話が進んでいく。各シーンをパート分けして過去、未来を行ったり来たりする構成。今のシーンがどの時期の話かは観客側が汲み取らなければいけない為、映画慣れしてない人は少し難しいかも。しかし、この構成のおかげで各パートごとに分かりやすくメッセージを詰め込む事に成功していた。本来ならクヨクヨ悩むシーンで時間を割くところでも、急にシーンが移っていく為、非常に話のテンポが良く、シーン事に何を伝えたのかが明白化されていた。
今作は男女の思考のすれ違いが軸になっていたと思う。
男性は遠く(未来)を重視し、女性は近く(現在)を重視する。彼は子供を持つ未来を想像し、彼女は仕事に打ち込んでいる現在を大切にしようとしている。
どちらが正しい訳では無いが、お互いに思考の違いを尊重し常に前向きな答えを導き出す事が大切だと思えた。
今作の白眉であろう出産シーンは生々しく、リアルな演出であった為、全身の力が入り心身ともに疲れた。

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映画で感性磨くMAN

4.0泣かせる展開ではないが心には沁みた

2025年7月9日
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鑑賞方法:映画館

病気で亡くなる人を描いた映画を余命映画と呼んで観ない友達がいる。感動させようとする雰囲気が好きじゃないらしい。その気持ちも少しわかる。
本作は一組の夫婦が出会ってから、妻の病気が見つかって亡くなっていくまでの物語と思っていた。ところが時系列がバラバラで2人のエピソードが語られていく。しかもそこには説明も何もない。髪型とか体型とかその状況でどの時代なのかを判断するしかない。ちょっと不親切だなと思ったが、意外とすんなり理解できる作りになっていた。脚本がなかなかうまい。
時系列ではないし、闘病の姿もそれほど多くはない。何よりもラストが意外なほどにあっさりしているから泣けるような展開ではなかった。でも、妻アルムートが亡くなることがわかった上で観る、彼らの幸せなシーンの数々がとても切なくてなんと愛おしいことか。
美味しいものを食べて、たっぷり寝て、セックスして、家族と穏やかな過ごす。幸せってそういうことだよなと改めて思う。後半のアルムートの行動は本当に家族のためか?と思わないでもない。でもそれの何がいけないのか。命が限られている中で好きなことをやりきるわがままくらい許されたっていいだろう。ただ、残されるトビアスとしては心配になるよな。その気持ちも痛いほどわかる。
愛する者との別れは誰にでも訪れる出来事。いつか自分も味わうはずだ。そのときどんな行動がどれるだろうかと想像してしまう。アルムートとトビアス、どちらの立場になるのかわからないが、悔いのない生き方をしたい。そんなことを考えさせられる映画だった。
フローレンス・ピューは不思議な魅力を持った女優だ。強めの目力があって、本当に楽しそうに笑う。いろんな表情ができるからいろんな役ができるのだろう。本作の彼女も本当に素晴らしかった。
お涙頂戴の展開にならなかったのはイギリスとフランスの合作だったからかも。ハリウッドで作っていたら間違いなく観ている人を泣かせにきていたに違いない。いい余命映画だった。それでも余命映画嫌いの友達には勧められないけど。

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kenshuchu

4.0​時折、時間軸を戻り過去の幸福なシーンが挟まれることで強調される構成の巧みさ​、フローレンス・ピューの魅力

2025年7月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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ITOYA

3.0スパイダーマンから優しい好青年に。

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

総合的に見て素敵な映画で好きなジャンルでしたが過去、現在を行ったり来たりの時系列表現が解り辛くて★3つ⭐️⭐️⭐️料理に魂込めて闘うシェフかっこ良かった!主役のアンドリュー・ガーフィールド何の映画に出てた人❓️って思ったらスパイダーマンアメージングの人だ‼️って鑑賞中に気付いた🕷️今も昔も素敵な青年だね👦✨️

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律猫

4.5「生きる目標」

2025年7月5日
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知的

今年205本目。

kino cinema新宿で。
最高に楽しく前向きな半年を過ごしたい。自分も同じです。この半年の目標になりました。チケット買う時残り2席ほぼ満席で人気あって喜びでした。

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ヨッシー
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