呪われた絵画のレビュー・感想・評価
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タイトルからは想像もできないスプラッター映画でした笑
英語だとThe well(井戸)ってなってて、どう絵画と繋がるのか見どころかもしれない😏
これぞまさにB級映画!って感じの内容で
ローレン・ラベラ美人すぎてずっと目の保養😇だから観れたといっても過言ではない
なんだか古臭い、けど、まあ仕方ない(話が話なだけに、か)
(『サブスタンス』とトム・クルーズ新作にすっかりヤラれて脱力感が抜けない。
そろそろ他の作品を観たいが、なかなか体が動かない。
ウォーミングアップで『殺しのドレス』を昨日観て。)
ダリオ・アルジェント監督やトビー・フーパー監督の路線で何の目新しさが少しもないが、
こういうホラーが年に2〜3本は公開されるとうれしい。
(80年代は同じようなホラーが創られるたび、又同じようなモノを、と文句を言っていたが、今じゃ文句も懐かしい。)
本作ですが、まあ、コレもアリかな。
退屈もしましたが楽しんだりもしました。
日本でも髪を染めないブームとかありまして、
老いにムリせず、自然に時を迎える、という現実に、
抗うのも人間、なんですかね。
(髪を染めない女性が、いじわるヤマンバに見えることも多く、
染めない芸能人がまるで輝いている、みたいな勘違いをして我も我もと共感、主義主張も分かるが少しの配慮(抗い・身だしなみ)
も大切だと思う。
あなたは芸能人ではありません。
ただのいじわるヤマンバです。)
まあ、ほどほどに。
瞳がキュート
絵画の修復の為、イタリアを訪れたリサ。
火事で煤けた大きな黒い絵画を2週間で修復する事に。
これくらい大きな絵画だと1ケ…2週間よ!と食い気味に迫る女主人。早速取り掛かるが歌声が気になり出るとそこには娘のジュリア。
そんな彼女と女主人と夕食を囲むも、年の事を聞くと苛立つように席を立ってしまう。成長をしたい者も時を止めたい人もいると女主人は語る。でもあなたお若いですよね〜的な事を言って早々に席を立つリサ。これは気まずい夕食…
一方で、偶然リサと同じバスに乗ってきた動物観察でやってきた3人は森の中で拉致されていた。
森の中も霧がふわふわ浮いていていかにもホラーの森です!感がとても良い。
気がついたら鉄格子の狭い部屋。仲間は別の檻にいる、その檻は4つ。
そこへ大男がチャリチャリと言わせながら入ってくる。
その様はでっぷりと大きく、白塗りの顔に目の周りは赤く奇声を発する。あの〜プロレスラーですか?大日とかに所属してらっしゃる?とでも言いたくなるような出たち。(決してレスラーを悪く言ってる訳でもなく、むしろ好き)
そんなレスラーから倫理観を飛ばした感じが堪らなく嫌悪を感じ、しかも張り手とかするじゃん。レスラーじゃん。まぁ、そんなで時の支配者とか書かれた井戸に投げ落とされ1人犠牲となる。
リサは絵画修復のため手を動かし続けるがふと、父親の幻を見る。彼はお前に任すのではなかった、と自らの首を切る。この幻はしっかり見せてくれるのだが、「任すのではなかった」の時にリサが怯えながらも少しムゥという顔をするのだ。可愛らしい。
その後、寝ても覚めても幻惑と現実の狭間を生き続け疲れ切ってしまう。あの魔女は幽霊じゃなかったのねと後で知ってびっくりした。
この、幻惑を見る時のリサの表情が素晴らしい!特に見開いたその力強い瞳はどんな幻惑にも負ける事なく美しい。
地下では、1人の男がここを開ければ逃げられるんだ!じゃあこれ使って!ギリギリ届かない!やった取れた!ヤスるぜ!のホラーお約束をとりあえずやってくれる。
そして拷問男登場。
また1人凄惨な拷問を受ける。今回は1人目と違って、ねっとりべっとりと拷問をする。落とされた井戸では怪物が…
そして、床が切れた男性が逃げようと潜るとまた怪物が…て、怪物用に井戸があるんだからそこまで出張らなくてもよくない?そこでもゴア。
納期の迫るリサにジュリアに絵画について語る。
魔女が怪物を捕まえて永遠の命の為にその血液が必要で今夜の赤い月に絵が照らされると呪いが続くと。
リサは囚われた人を助け入る。このドアに裸のお姉さんの写真貼ってあってまた拷問男にゾワけが立つ。そしたら案の定だよ。
寸前で女性を助け出し上階に上がるが待ち受けるのはパブの店主。そうだよね〜
女主人達が集まる中、絵の修復をするリサ。ここでなんだか魔術っぽいロックっぽいなんとも言えない曲がかかり苦笑する。早く直しなさいと叫ぶ女主人、これ誰?みたいな人もいたり、ゴシゴシ直る絵画、突然出てくるジュリア、ボウガンの矢がリサのお腹に刺さり赤い月が出て皆灰になる。ジュリアがようやく年を取れて嬉しいという表情で灰となり、化け物がやってきてリサは消された部分の呪文を唱える。
30年後リサがすごく綺麗。敏腕で怪物から血液売ってます。背後には黒い絵画。
この、本当に必要な「呪われた絵画」のラストが数十分の駆け足で終ってしまった。
後付け程度にしておけば良かったスラッシャーシーンに力を入れすぎてしまった為にストーリーがバラけてた感じがしたよ。
この設定でそこまでゴア描写要るぅ?!と胸焼け。
設定違いのホラーを観てた感。
90年代の田舎のイタリアが舞台で垢抜けた可愛い絵画の修復師と黒魔術、絵画と品の良いゴシックホラー設定があるので多少鮮血はあってもネッチョリと腸出すとかないな〜
大人になれないジュリアも恋愛経験があって破れた過去があったのかもとか想像できるがリサとあまり関わり合いがないので、大人になれて嬉しいとかって顔をされても。
ホラーにツッコミは少々野暮なのですが…犬は?
設定が好きなのだけにもったいない〜
色々詰め込んだホラー
絵の修復を生業とする主人公が、はるばるやって来た屋敷のススにまみれた1枚の絵。修復するにつれ、悪夢の様な出来事が...。という王道のホラーかと思いきや、主人公とは全く別行動の3人の物語も展開されており、主人公側とその3人の展開が全くの別ジャンルに感じる様な構成である。先述の通り主人公は比較的王道な夢か現実か分からない怪現象に悩まされるという恐怖体験をし、一方で3人の方は、動物の行動観察に来た学者とガイドなのだが、彼らは森で誰かに誘拐され、何者かに監禁されるのである。3人以外にも囚われの身の人間がおり、まるでソリッド・シチュエーション的な世界観である。その"監禁主"たる人物は巨漢の男であり、薄いピエロ風のメイクを施し、言葉を話さない不気味な男だ。彼が部屋の中央の井戸にバケツを垂らすと謎の青白い手が自らの手に傷を付けて中に血を垂らす描写がある。中盤までは「??」の連続だったが、とっ散らかる事はなく上手い具合に全てが交わり、謎が明かされていく構成だった。どんでん返し的な展開や、目を見張る様な描写は無く、タイトル通りの「呪われた絵画」の物語の為、想像のつく展開だったりもするが、最後にしんみり出来る展開があったり、最後の最後は人間ってやっぱり怖いなと思わせる描写もあるなど、想像の範囲の中でもそれなりに楽しめる作品だった。意外と生々しく痛々しいスプラッタ描写もある為、苦手な人は鑑賞には注意が必要である。顔面の生皮剥だったり、目玉抉り出し、腕切断などタイトルからは想像出来ない、いい意味で裏切られた作品だ。
そこには書いてないでしょ
絵画修復師の女性が焼けてススだらけになってしまった絵の修復を依頼されるが、その裏には恐ろしい真実が隠されており…といった物語。
旅路で仲良くなった3人が捕まってしまい酷い目に遭わされていく描写と、絵を直すうちに悪夢に苛まれるリサの様子を交互に見せていく流れ。
絶え間ない絶望感に加え、ゴア描写は見ていてゲェ吐きたくなるレベル。
リサパートも、不気味な絵に加え登場人物は皆どことなく怪しくてミステリアスな展開が良い感じ。に加えて、またリサさんが美人のなんのって!!
一度話して仲良くなったくらいでそこまでする!?…なリサの勇気には感嘆。んで、まさかの抜き胴とはそちらの心得もあるのか!?w
場面的にそこにやっつける言葉は書いてないだろ〜とか、しれっと立ってるオジサマは誰?とか色々ツッコミ所はあったし謎も多いが、退屈な場面もない普通に面白い作品だった。
最初からそうすりゃ良かったじゃん!
…なんて思ったりもしたが、そうなると自分もアレな訳で。その決心はやはり簡単にはつかなかったのかな。
最後は意外にも少ししんみりした。
…ってとこで終わってりゃあね(笑)
まぁそうなりますよねw
このまま交わらなければ映画史に残っていたかも
2024年劇場鑑賞304本目。
タイトル通り呪われている絵画の話。えっ、額縁ついた絵が飛んで襲ってくるとか?(笑)
この映画、原題がThe well、つまり井戸なんです。そのタイトル通り井戸の周りでもうグロい惨劇が繰り広げられるのですが、呪いの絵画パートも交互に出てきて、こっちは精神攻撃をしてくるので全く別のホラーが2本同時進行している斬新な展開。被害者はその前に出会って別の所にいくので、こっちにいったらこれで、こっちにいったらこんな目にあう、みたいな感じでした。これがこのまま関係なかったら今までにない斬新な映画だったんですが残念ながら最後合流してしまってただの駄作になってしまいました。
それにしても復活のために絵を修復させないといけない対象をあんなに怖がらせたら修復しないで帰る可能性めちゃくちゃ高いのに頭悪すぎる・・・。
絵画と井戸
Black
この感じのホラーなのにR指定ってことは力を入れてるんだろうなと思いながら鑑賞。
しっかりグロいという見せ場があっただけでも儲けもんの1本でした。
もう少し原題や邦題と繋がるシーンがあればなとは思いましたが、思い切りの良いホラーを観れました。
今作の見せ場は間違いなくグロシーンでした。
謎の白おデブが順々に襲撃していく様子はしっかりとグロかったです。
引きずりながらボコボコにしたり、熊手で顔面を引っ掻いて目玉掻っ攫ったり、腸を引っ張り出してみたり、顔面の皮膚をバキバキに破いてみたり、顔に焼き印つけてみたりとやりたい放題で少し目を覆ってしまいました。
役者陣に恨みでもあるんかな?ってくらいグッチャグチャにしていきますし、後半はぶっ飛びまくった殺し方もやっちゃうので笑ってしまいました。
ドジくさいシーンもしっかり痛みが伝わってくるのも憎いなぁと思いました。
亡霊タイプかと思ったらめちゃくちゃクリーチャーが襲いかかってきますし、しっかりキモいデザインなのもあってやめて〜と心の中で叫ぶシーンが多かったです。
絵画の修復部分は埃を払ったり、色をしっかり見せるようにしたりとした単純作業だったので、このシーンに対してのシークエンスがもう少しあればなとは思いました。
原題の井戸は突き落としてクリーチャーのご飯用だったので作業的な流れ込みで良かったんですがもっとこのシーンは欲しかったです。
そのせいもあってストーリー自体はそこまでハマれるものではなかったなと思いました。
終盤はとんとん拍子に事が進んでサーっと溶けていく様子が超デジタルだったのは惜しかったです。
時間軸が飛んでからもクリーチャーたちとの関係性が続いていたのは驚きましたし、その顛末も中々にヘビーで唸りました。
グロへのこだわりが垣間見えましたし良いものを観れたので満足度高めでした。
ローレン・ラベラはクリーチャーといいアート・ザ・クラウンといい大変な奴らに襲われてるなぁとしみじみ。
鑑賞日 11/19
鑑賞時間 18:05〜19:50
座席 H-10
一粒で二度美味しい…というよりは
呪われた絵画(映画の記憶2024/11/19)
え?これはどう言うこと?って思うことが多々あったし、 見終わった今...
え?これはどう言うこと?って思うことが多々あったし、
見終わった今は、
呪い?って感じたりしてるけど、
B級だからOK
きもかったし、ぐろかったし、怖かった場面もあり
アホの坂田か?と思わせる人がいたのと、
主人公が可愛かったので3.5
鬼太郎
見ました!主人公の目の大きいおねーちゃんは可愛いです
ストーリーはもっと、おどろおどろしいと思っていましたが
それでも無いです。呪いとしてはもう一捻り欲しかったです!
ラストは妖怪の血が薬なる
鬼太郎みたいな事で終わるのもね~
ニヤリとさせられるラストは秀逸
ジュリアは傷心
フィラデルフィアから絵画修復の依頼を受けてイタリアのサンブーチにやって来た女性と、道中のバスで知り合ったアメリカ人たちが不穏な事態に巻き込まれる話。
1ヶ月掛かかると言ったけれど、2週間とネゴされて、ススだらけの絵画を修復していくリサが、修復の進行と共に悪夢にうなされる様になっていく展開に、テントで野宿の3人が襲われ監禁されて巻き起こる話しをミックスしながらみせていく。
とりあえず、どっちが軸?という感じはありつつも、どちらもどういうことかがわからずミステリアスだしサスペンスフルだし、そして結構なゴア描写もあって良い感じ。
そして2つの話しが交わって、なかなか面白かったけれど、誰?何で?どういうこと?のお残しが結構あって、イマイチ締まらす。
上手くまとめてくれたらかなり良かったんだけどね…。
釘は思わず笑ってしまったw
中盤だけで言えば、往年のジャッロ・フィルム越えか!?
出だしのところでのフィルム・スコアが、個人的には映像と合わないように思えたことと本作の配給会社が元TOCANAのエクストリームだから、どこの馬の骨とも分からない、いい加減な映画に違いないと先入観を思ってしまったことへの懺悔であり、その事への罪滅ぼしをしなければならなくなるとは... 少し聖書っぽいかな?
ただ室内のシーンは、豪邸の割にはこじんまりしていて、しかもシーンごとに調度品の高級感の欠けらもないところもあり、そのほとんどがセットという事らしい。それとネズミが可愛くて皆さん毛並みが美し過ぎます。そして原題にもなっているシンボル的存在の井戸...
韓国ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』に出てきたような明るい牢獄ではなく、井戸を中心に地下のジメジメした暗い座敷牢的な面持ちの牢屋にアメリカから来た生物学者達は、囚われていた。
太っちょ怪人とゴクリをより醜く、より醜悪にしたもう一人の怪人...二人とは呼ばない、というか呼べない... そんな二匹が行うゴアな殺戮と拷問は低予算の割にはというよりも「製作費の全額をつぎ込んだ」と言った方が良いようで、ここ最近のへたったジャッロモドキとは一線を画している... とは、その最初の時点では考えも及ばなかった。この太っちょ怪人さんは、少しのメーキャップだけの御出演でした。その方が恐怖です。
前半の部分だけを取り上げれば、ソ連時代の1967年のモノクロ・怪奇映画『妖婆 死棺の呪い』をセットの雰囲気が彷彿とさせている。なんたって... この太っちょ怪人がヴィイの着ぐるみを着る前の役者さんですもの!? (※嘘です。そのように見えただけ)
最初のフィルム・スコアとは180度異なり、後半のBGM的フィルム・スコアはジャッロ・フィルムが持つ見ている者を精神的に圧迫し、狂気的で何かしら追いつめられる錯覚を生むエフェクトは、ジャッロ・フィルムの特徴の一つとされる曲調で、リサの恐怖心が倍増するいつもの恐怖映画の持つシノプスを担保している。それとジャッロ映画の定番であるエロティシズムをそぎ落としゴアに特化しているのでとても分かり易く見やすくできている。
ただ不思議な事が二つほど...
最後というか全編を通して女主人の娘の行動と...
そして、時代背景が曖昧なところ... そこんところは、少しひねったラストシーンの前に出てくるテロップで分かりました。
30 ANNI DOPO イタリア語でした。
ペドフィリアでも天才が製作した『ローズマリーの赤ちゃん』が "悪魔崇拝" が現実的に少しでも思えるような精神的に悪い影響を与えるとするなら、本作『呪われた絵画』は、あってはならないことを具現化したことで物理的影響が大きいのかもしれない。
ってなわけで、エクストリームさんの今年観れる映画として二本目でした。個人的な事でどうも!?
ただ一つだけ付け加えるなら、ラストのひねりのシノプスはいらないかな⁉
ところで
本作とかなり似ている映画でビデオスルーした2019年の映画『Ready or Not』というのがあるけど... 本作と決定的に違うところは、コメディ色満載の代物であるのとラストの気分がすっきりするようなエンディングのところと言えて、主人公の血まみれグレース、彼女が疲れ果てて、ゴーゴーと燃え盛る豪邸の玄関前で確かしゃがみ込んでしまい... 一服ってか!?
消防隊員が駆け付け、質問の数々... 彼女の答えは、"In-laws"
そこに流れるフィルスコアが、これまたアレンジされたエルビスの♪Love Me Tender って凄すぎる!?
スラッシャー映画のお口直しに... インチキ臭い日本の通販サイトではなく、amazon.com で注文をした廉価版サップに乗ってユラ~リ・ユラ~リと? そして、ポチャリかな?
意味不明なのでこれで失礼!
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