「浅い人間の付き合いかた」死に損なった男 ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
浅い人間の付き合いかた
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なかなかセンスのよい撮り方で、地味だけどスルメのように味わい深い、名作の臭いがする映画でした。
水川かたまりさんのチック症のような瞬きが少し気になりましたが、クセみたいなもんですかね。
人間の付き合いかたは、狭く深く関わると綾の元夫のようにストーカーのような存在になってしまうため、一平のように広く浅く付き合う関係の方が上手くいくのだなあと思いました。
最後の方で、一平が希(堀未央奈)に声をかけて、電車の中での和やかな雰囲気の会話が印象的でした。
死に損なって、人生を再出発できる可能性を一平や綾の元夫が示してくれたと思います。
唐田えりかさんの白い歯(ホワイトニングなんだろうけど)の笑顔を見て、また彼女の出演映画を観たいと思いました。
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