劇場公開日 2025年5月2日

「文句なし❗️ユニークだが、忘れてはいけないコロナ禍の生活」未完成の映画 ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0文句なし❗️ユニークだが、忘れてはいけないコロナ禍の生活

2025年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

文句なし❗️ロウ・イエ監督の最新作だが、ドキュメントとドラマの融合はなるほどと思わせた。マオ・シャルルイ監督が10年前に完成させようとした映画を完成させようとキャストとスタッフを招集し、2019年からのシーンだが、武漢近くの都市を舞台に映画制作をするが、撮影終了間近の2020年頃からウィルスの噂が広まる。そして、パンデミックへ。
コロナ禍前〜コロナパンデミック、武漢のロックアウト後の中国と映画制作者、キャストの現実を見事に描きだした。色々考えさせられたし、コロナ禍を通じて生活、社会の向き合い方を改めて痛感した。日本だけでなく、中国も事情があっても結局は一緒だと改めて感じた。ユニークな作風だったが、コロナ禍の生活は改めて忘れてはいけない。いつどこで同じ事が起きるかもしれないから。ドラマだが、ドキュメントの要素もあり観ごたえがあった。素晴らしい❗️年間ベスト候補にあげたい。

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ナベウーロンティー