ソウル・オブ・ア・ビーストのレビュー・感想・評価
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つくりものみたいな世界
息子の母親が子育てをしておらず、シングルファーザー状態の17歳の少年が、SNSで知り合った友人の彼女に惹かれる話。
日本語ナレーションで始まって、えっ?となったけれど、まだ自分も遊びたいガブリエルが子供を寝かしつけた後に出かけて、ジョエルをみつけてと巻き起こっていく。
遊びに出かけながらもジェイミーを気にかけるガブリエルに対し、ゾエはもう腐ってますね…。
そしてコーリーは最初から革パン君よりガブリエルに気がある感じ?
閉塞感はなかなか良かったけれど、メスカルからのWild animals in the cityだったり、惑星逆行だったりと、世界観が少々ファンタジー過ぎて、軽くなってしまっている印象。
更にはラストはなんだそのジェイミーの暴走は?からのタラタラタラタラなフィールド・オブ・ドリームスは…と異様に間延びして残念だった。
スイスって、いい国!?
They say in his last life was a giraffe.
They say his heart was formed by the Asakura clan.
They say the moment he was born
a crack appeared in the sky.
関西出身のヨシ天尾という今は時の人の関西弁を忘れたような日本語によるナレーションから映画が始まるので、不思議な世界観をまず最初に体現できるかもしれない。
She came from an unknown planet.
Her body, home to rare gods.
In the color of her eyes...
端っから、主人公は息子のジェィミーと思っていた... あたし。
だから、どうか彼が本作の中で不幸な事にならないように祈りながら、観ていた自分がいた。
でもこんなこと載せるけど、あたしはそんなに甘ちゃんではありませんけど... 何か?
A man with a hole in his heart
will never be the same again.
He has chosen the path
between heaven and hell.
ある意味、映画解説でも言われた日本の時代劇を参考にしているセリフなのかもしれないけど、それが劇画なのか実写版なのかは本作からは分からないにしても仏教は知らないらしい。
むかし映画でこのようなたとえ話があった。
北冥(ほくめい)に魚有り、其の名を鯤(こん)と為す。鯤の大いさ、其の幾千里なるかを知らざるなり。
化して鳥と為り、其の名を鵬(ほう)と為す。鵬の背、其の幾千里なるかを知らざるなり。
怒(ど)して飛ぶや、其の翼は垂天の雲の若(ごと)し。
是の鳥や、海運(うご)けば則ち将(まさ)に南冥に徙(うつ)らんとす。南冥とは天池なり。
なんてね!?
何故こんな事を載せるってか? 二作の映画には共時性がある為に
二人とも子供をぞんざいに扱っている。
この映画を高く評価をする人は少なくない... でも、あたしは最初から気に食わない。何故なら、過去にある幾多の映画が、薬物を摂取後の幻覚症状を映像化していても、そこには大きな欠点がある。それは、決して耳からの聞くのではない、脳天辺りからの "音" の存在がある為で、アルコール摂取との一番の違いと言えるし、個人個人や薬物の量や質でも大きく異なる。もし仮にエフェクトを使うなら一本の映画で途方もない費用が掛かり、コストを考えると折り合わないことが分かる為に。それとテレビサイズに画面をすることで映画に集中させる意味は分かる。それが分かるからこそ、アップのシーンでのピントの合わないのは否定する。
「千里を適く者は、三月糧を聚む。之(こ)の二蟲又何をか知らんや。」
一番に
分かり易いシーンなのにそれに意味不明なシーンが続き、次の場面になるけれども... それが反って稚拙な者からすると包括的に意味不明となってしまう。
脳ミソ・ウニのあたしには、何がいいのか分かりませんでした。
物価が世界の中でも高いとされるスイス。
永世中立国でも各家庭に常備薬ではないけどライフルのあるスイス。
治安がいいと幻想を持っている方への一言。
昼間でも注射器が転がっています。なんてね!?
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