九龍ジェネリックロマンスのレビュー・感想・評価
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九龍城とラブストーリーが好きな人におすすめ
映画の舞台である八月の九龍城の雑多な暑く気だるく活気があるっていう、ごちゃまぜな感じがいいです。深夜に同作のアニメを見ていた頃を思い出したせいもあり本当に「懐かしい」としみじみと観始めました。
鯨井玲子は「新人の純粋さ」と「先輩の手強さ」を表現せねばならず、吉岡里帆さんは美しいチャイナ服姿で魅せてくれました。
水上恒司さんが夏男感満載で工藤発のガサツな色気を披露しています。
ジェネリックどうこうよりも、ラブストーリーとして作られてる感じです。そしてホントの最後まで観ないとね、の映画です。
スイカとレモンチキンが食べたくなります。でもやっぱり、レモンチキンを選ぶかな。
癖が癖になる
全体的に中途半端
吉岡里帆さんと九龍城塞が目的で拝見。
予告を見てなんらかのSF要素やミステリ要素が入ってくると思ってはいましたが……。
SF要素は安っぽすぎるし、辻褄も合ってない印象。
ミステリ要素も中盤くらいには先行きがわかってしまう。
主演二人は頑張っているものの、脚本が微妙なので熱演の無駄遣い。
メインの二人以外も癖が強いキャラクターが多く出てくるのに、それぞれの見せ場がないため個性の無駄遣い。
ストーリーもダイジェスト感強すぎで、思わせぶりな設定やセリフも説明せず、伏線も回収せず、不完全燃焼してしまっています。
チャイナ服を着た吉岡里帆さんが魅力だったのが唯一の救い。
ちなみにエンドロール中に席を立ったため、ポストクレジットは見ていません。
ポスクレだけは見逃すまい!
吉岡里帆
おもしろそうなのに⋯
ジェネリックとは言わせない
終盤退屈だった
鯨井令子→吉岡里帆はないのでは?
この映画観て初めて知ったかつて1993年に取り壊されるまで香港に存在した『九龍城砦』、一度入ると出てこれないという迷路のような巨大なスラム街、むさ苦しい古臭くでもどこか懐かしいその街並みを再現されその映像を見るだけでも楽しくなった。
映画はというと見てコンパクトにまとめすぎてたのか?アニメか漫画を見たほうがいいとの薦めからアマプラで13話のアニメを鑑賞。結論はアニメのほうがよかったのは連載ものの映画化の難しさ。何より漫画とアニメを見た人が残念過ぎたのが 鯨井令子→吉岡里帆、陽明→梅澤美波ではないかな・・・。他のキャラは見事なはまり役の実写版だけどこの『九龍・・・』でもっとも期待されるのってこの2人のキャラクターのセクシーさでもある気がする。透明感を求めてないから吉岡里帆はないのでは?
ジェネリックムービーかな?
タバコの吸い方が板についてる
九龍城砦の不動産屋で働く女性と先輩のちょっと不思議な恋愛物語。
中国語と日本語が入り混じり、空中にはラミエルもどきが浮かぶちょっと不思議な九龍で、ジェネリックという存在がなんちゃらかんちゃらという状況下、昔の記憶が無い主人公が、先輩との関係の中であれ?となっていく。
色々言われるけれどそれはまあ美人さんな吉岡里帆演ずる主人公と、イケメンなパイセンと、察しの悪い茶店の主やその他と、ちょっとどこかでみたことあるよね?なSF設定を交えつつ展開して行くけれど、タイトルがタイトルだし、結構早い段階でそれの存在とどんなものかが匂わされるしで、ほぼネタバレ状態で進行していくから意外性があまりない様な。
そしてその割にこういうことかな?とSFというかファンタジー部分は勝手に解釈せざるを得ないし。
まあ、で、どうなっていくんだろうという面白さはあったからまあ良いか。
恋愛と世界の謎
2025年。池田千尋監督。漫画を原作にしたSFラブロマンス。記憶を保存して自分自身のコピーをつくることができる世界。そこでの想定外の事態として、街自体が誰かの記憶を元に蘇ってしまったこと、そこにありえないはずの死者のコピー的人物が存在していることが、人物たちの恋愛をとおして徐々に明らかになっていく。計算され構築された「人造人間」的な世界に、まぎれこむ制御不能な事態。そこから「新しい存在」が生まれていく物語。表面に恋愛があり、裏に世界の謎の追求がある。気持ちよくないわけがない。
しかも映像がすばらしい。すでにとっくに解体されている九龍はないけれど、台湾で撮影した雑然とした路地裏の実景もすばらしいが、主人公の女性が自らを発見していく過程を表す部屋の撮り方、鏡の撮り方、過去を発見していくトンネル効果的な映像。自らの「前世」とでもいえる存在と恋人との悲痛な別れを目撃する主人公の立ち姿がすばらしい。わきで白いカーテンが揺れている。主演の吉岡理帆25年。池田千尋監督。漫画を原作にしたSFラブロマンス。記憶を保存して自分自身のコピーをつくることができる世界。そこでの想定外の事態として、街自体が誰かの記憶を元に蘇ってしまったこと、そこにありえないはずの死者のコピー的人物が存在していることが、人物たちの恋愛をとおして徐々に明らかになっていく。計算され構築された「人造人間」的な世界に、まぎれこむ制御不能な事態。そこから「新しい存在」が生まれていく物語。表面に恋愛があり、裏に世界の謎の追求がある。気持ちよくないわけがない。
しかも映像がすばらしい。すでにとっくに解体されている九龍はないけれど、台湾で撮影した雑然とした路地裏の実景もすばらしいが、主人公の女性が自らを発見していく過程を表す部屋の撮り方、鏡の撮り方、過去を発見していくトンネル効果的な映像の展開。自らの「前世」とでもいえる存在と恋人との悲痛な別れを目撃する主人公の立ち姿がすばらしい。わきで白いカーテンが揺れている。
時系列が小刻みに前後するので、映画館の暗室の中で真剣に見ていないと分からなくなります
原作は漫画だそうですが未読です。九龍だというので見に行きました。
映画には二つあります。
映画館の暗室の中で真剣に見ていないと分からない映画。
PCのモニターかタブレットでビールでも飲みながら見ていても分かる映画。
この映画は前者です。時系列が小刻みに前後するので目が離せません。よそ見していたら分からなくなります。
原作に忠実なのか、原作とは異なっているのかは分かりませんが、かなり複雑な設定をしているようです。途中で分からなくなりましたが、最後の東京の場面(山手線が走っているので東京だと断定)で分かったような気になりました。
その意味でも、映画館で見る映画です。
ただし、内容はSF的だけど陳腐、コメディ風なのだけど笑えない。でも、見て良かったと思います。
九龍は今はないので、撮影場所はどこなのかと思いましたが、最後のクレジットによるとロケ地は台湾だそうです。
そして、レモンチキン、美味しそう。
ジェネリックが本物に?
九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員の工藤発に恋をしている。
九龍を知り尽くす工藤は令子をお気に入りの場所へ連れ出してくれるが、
2人の距離はなかなか縮まらない。
それでも令子は、靴屋を営む楊明や、さまざまな店でアルバイトをする
小黒ら大切な友人もでき、九龍で過ごす日々に満足していた。
そんなある日、工藤と立ち寄った喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエンに、
令子は工藤の恋人と間違われる。
さらに令子が偶然見つけた写真に写っていた工藤の恋人は、
令子に瓜ふたつだった。
失った過去の記憶、もうひとりの自分の正体、
そして九龍に隠された巨大な謎。過去と現在が交錯するなか、
秘密が解き明かされていく。
といったあらすじ。
これも原作は漫画かー、日本の漫画はすごいな笑
残念ながら見たことなく、入場者特典をもらって初めて知った
「ジェネリックロマンス」という、普通じゃなさそうな展開に
期待しての鑑賞。
映画のタイトルにある「九龍」のとおり、香港ライクな風景。
その世界に広がっているのは、「ジェネリック」な世界らしい。
「ニセモノ」というよりは、「代替」という日本語がマッチするのかな。
話が進むにつれ、この世界がどのように作られ、こうなったのか、
何と連動しているのか、何となくはわかってきたけど。。。
とりあえずはハッピーエンドということでよかったんだよね?笑
吉岡里帆さん、チャイナドレスっぽい服装、可愛らしかったです。
今はなくなった香港の九龍城の幻の中を舞台に展開される。実際の撮影は...
テレ東の30分枠のドラマかな。。 でも、というかだからこそ良かった...
色々なシチュエーションで観られるシネマです
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