劇場公開日 2025年8月29日

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「実写の方が映えると思ったのだが」九龍ジェネリックロマンス ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 実写の方が映えると思ったのだが

2025年9月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ドキドキ

原作漫画が好きでよく読んでいたけど正直分かりにくい。現実と虚構との間の様な話でどっちが現実で虚構なのか容易に判別できない感じになっているラブロマンス。最近アニメ化もされて見ていたけど実写の方がいい感じになるかな?と思ったのだが実際に見ると思った程でも無かった。今の香港とも違うしロケは香港では無く台湾みたいだ。あまり変わり映えしないと言ってしまえばそれまでだが、ちょっとなんか違うと言うか微妙な違和感。そもそも現存していないから仕方ないと言うのもあるが。
キャストはよく合っていると思う。演技もそんなに悪くない。
いい感じに仕上がっているが原作を知らない人には全体として分かりにくさととっつき難さを感じるかも知れない。放映時間も長いし冗長に感じるシーンもあるので微妙な感じ。
原作ファン向けと言われても仕方ないかな。
原作がそもそもミステリー的で分かりにくい感じで謎は最後に明かされるっぽい構成だから。
でも内容は恋愛もの。しかもそれが訳あって非常にもどかしいと敷居が高い。
万人受けしないんだろうなって感じです。

科学の進歩した未来の話っぽいのだが、殆ど昔の香港の九龍城砦(怪しげな巨大アパートの塊の様な街)を模した第二九龍城砦として再現したが流石に古くなってそろそろ住めないかな?となりつつある頃の話。
香港国際空港は現在とは異なり啓徳空港だった。頭の上をジャンボジェットが低空で着陸していた。そんな今となっては古の香港九龍で不動産の支店に勤める鯨井令子と同僚の工藤発。令子は発に気があるがなかなか進展いない。何気ない日常の毎日だが突然地震が起こったり何かが少しづつ変わり始めた。
令子は発を振り向かせられるのか?恋の行方は?

ひろちゃん千葉