「エンドクレジット後がそこそこ長い」九龍ジェネリックロマンス コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドクレジット後がそこそこ長い
テレビの蛇沼が、いかにもなセミナー口調で胡散臭すぎて、イマイチ何のことだか入ってこず、ジェネリックの意味が分かるまで、どういう事?ってのが続く。
吉岡さんも水上君も好きな役者さんだし、光の差し方や照明の色彩などが、台湾ロケなのも相まって、ノスタルジックな雰囲気とデジタルが融合した不思議な世界観を作り出していて好印象。
今は無き九龍城砦を『トワイライト・ウォリアーズ』とはまた違った質感で表現していて、これはこれで良い。
やっぱり香港らしさに低空飛行は必要不可欠。
結局のところ、何を見せられてたんだ?という気持ちは拭えないものの、結末としては良かったと思う。
蛇沼の執着が最後まで気持ち悪いのも、なかなか嫌いじゃない。
個人的には、エンドクレジット後はなくてよかったかな。
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