劇場公開日 2025年1月31日

ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうたのレビュー・感想・評価

全31件中、21~31件目を表示

3.575点ぐらい。いい映画だった。

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

観ようか迷ったけど、ズーイー・デシャネルとボー・ブリッジスが出てたので観ました。

事実に基づく映画で、10代に作ったレコードが30年後に脚光を浴びる話なんですが、全然ありえる話。

埋もれた名曲&名アーティストって、ありすぎるぐらい、ありますよね、メチャクチャ。

ゴッホだって、本当に評価されたのは死後だしね。

この映画を観てて思ったのは、やっぱり自分の心に魂に素直に正直に生きた方がいいと思いました。

夢があるなら、やりたい事があるなら、やるべき。

売れる売れないじゃなく、自分が本当にしたいことをやれてる人は幸せだと思うし、その姿は美しい。

たとえ、生活が多少苦しくてもね。

映画で描かれるのはドニー&ジョー・エマーソンというデュオで実際の曲も使われてて、音楽が良かった。

俳優陣が彼等や彼等の家族を演じますが、俳優じゃない実際の映像も使われてます。

いい映画だった。

エンドロールが流れるなか美しい余韻に浸りながら、そう思いました。

ズーイー・デシャネルは『(500)日のサマー』を観てからファンなんですが、今回は出番が少ないし彼女の魅力がイマイチ炸裂してない。

もっと綺麗で魅力的なのにな…(笑)

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RAIN DOG

3.5【”When The Dream is Beautiful.”今作は或る家族の実話であり、過去に囚われた男の哀しみと後悔と、男を優しく許す家族愛を過去、現在を織り交ぜて描いた音楽映画なのである。】

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0家族

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

日の目を見なかった30年前のレコードに突如照らされたスポットライト。
喜ぶドニー以外の家族。
浮かない表情のドニー。
その理由は…?

にわかに信じられない話だが、そんなことがあるんだね。
いや〜良かった!
嫌なやつが出てこない。
みんな優しい。
特にお父さんとお兄さん。
農場の風景と音楽がマッチしてノスタルジックな気持ちにも。
若い頃の主人公役のノア君。
相変わらず存在感あり。
可愛いし。
派手な演出もなく、でも退屈せず優しい気持ちになれる作品だった。
家族、兄弟、夫婦、友人。
みんな素晴らしい。

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ジャーニー

3.5ちくしょう・・

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

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トミー

3.5美しく歌声

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

夢を追いかけた主人公とその夢を応援するため沢山のものを失った家族。夢が叶うきっかけをもとにぶつかったり近寄ったりして、家族が再生する。通して美しい歌声が印象的。

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ショカタロウ

4.0ドリーミン·ワイルド

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

三十年後、大盛況。

当時は見向きもされず。

実話ですよね。

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完

3.5家族の愛

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

息子の才能を信じ、惜しみない愛情を注ぐ父親、不器用だけど弟を立て必死に守ろうとする兄、素敵な家族愛の姿を見た

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つよひよ2

4.0実話でしたか。

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

前情報無しで観たからラストで本人らしき人、あっこれ実話?でした。
音楽ものとしては物足りないが、家族ドラマとしては素晴らしい。

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あらじん

3.5家族愛

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

主人公に対する父親とお兄さんの「家族愛」を強く感じる物語だった。
息子・弟の才能を誰よりも信じて、そのための労力に対して一切後悔しない。
ジーンと来てしまいました。
実話ベースの物語とのことで、流れる曲もとても良かったです。

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FUMIT

4.0楽しんだかい?夢は見なくちゃ

2025年1月17日
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《星空》寝なきゃ夢は見られない。これ以上、家族に迷惑はかけられないから…迷惑なんかじゃない!エマーソン兄弟とその父 = 三者三様それぞれの思いが交錯する、人物描写の丁寧さに奥行きがあって一元的でない深い家族ドラマ。本編通してツボを押さえた選曲の妙と歌詞も沁み入る…。自身への赦し・受容と家族との融和・和解。魔法のような夜空が夢いっぱい広がっては、心に沁み入り満たされる。そして、夢が美しいならみんなに見せてあげないと。
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』こういう役が本当によく似合うケイシー・アフレック ✕『ラブ&マーシー』ビル・ポーラッド脚本監督作品で、同じく音楽映画な今回も同様の語り口・似た構成による、時に息の詰まるような苦しい作家主義を見て取れる。同じく前作から繋がりという点では、作中でもブライアン・ウィルソンと形容されていた。
深いポイント。作品冒頭まもなく見つけられては一見トントン拍子に順調だし家族も仲良く家族円満な様子で、「ロックバンドのドラマーだぜ!!」という兄の無邪気なはしゃぎよう喜び方に、一方で悶々とした様子の当の本人ドニー。実家から離れて、あまり戻っていないことも感じられる。そして、見進めていく内に、「(最初のあそこのシーンは)そういうことだったのか」と見え方・景色が変わってくるような…という見せ方・構成ストーリーテリングが上手い。

ドニー(ドン)が書く歌詞の過去形という重さ、10代ティーンエイジャーと思えぬ悟り。『ハニーボーイ』ノア・ジュプがまたしても主人公の子供時代・若かりし頃を演じる実話。才能がありながら繊細でどこか暗く、現代パートでは絶対に失敗できない完璧主義な弟(ケイシー・アフレック/ノア・ジュプ)と、不器用に自分を犠牲にしてきては、そんな弟を支えてきた兄(ウォルトン・ゴギンズ/ジャック・ディラン・グレイザー)。現代パートと過去パートを演じる役者が皆よかったし似ていた。
いつでもお前の味方だ。全員素晴らしいのだけど、個人的には普段クセの強い役柄のイメージの強いウォルトン・ゴギンズの静かな名演がよくて涙を誘った。賞レースに絡んでもおかしくないんじゃないだろうか、というアンサンブルキャスト。兄を演じる2人のあの何とも言えない顔よ。弟が音楽をプレイできる日々が本当に楽しかったんだよな、人生輝いていたんだよな、というのが言葉にせずともよく伝わってくるのだ。音楽自体への熱量や家族の関係性含めて、また少し違うかもしれないけど、例えば『シング・ストリート』兄が頭を過ぎりもした。
ジャック・ディラン・グレイザーの「楽しんでこいよ!」と弟を送り出した後の顔も良かったし、彼自体『IT/それが見えたら終わり』や『シャザム』でずっと"相棒"を演じてきたわけだし、兄弟を演じた本作でもある意味ではそういう立ち位置なのがよかった。…という意味で、ジャック・ディラン・グレイザーは、これからの世代のジョン・C・ライリーだ!

とにかく家族を息子を信じる父ボー・ブリッジスも最高だったし、自身も本当にシー&ヒムでミュージシャン活動をしている妻ゾーイ・デシャネルもよく合っていた。ライブ前の手ブレ撮影によるドキュメンタリー感。再評価の機運に対して表現者とは変化して成長するもので「今の自分を見せたい」というアーティストとしてのエゴに、再結成して往年の曲を演奏するだけという大御所バンドみたいな創作面でスリリングさに欠ける金儲けの手段か(それらも彼ら自身が作った曲だから誰に文句言えたものではないのだが)。
夢を叶えるためには本業の仕事くらい頑張らないと。そして誰もがかつてどこかで一度は諦めた夢がもしも叶いそうならば、どんなことをしてでも掴み取らないと。終盤の父に今まで抱えてきた苦悩や思いの丈を打ち明けるシーンは、その内容自体はそれまで作品通して十二分に伝わってきたものであったけど、演技・演出そしてそれまで積み重ねてきたものの力強さがあって、『グッド・ウィル・ハンティング』くらい本当に価値のあるシーンになっていたし、その次の兄とのシーンも実に感動的だった。家族っていいなとその絆を感じさせ、深く深く揺さぶられるものがあった。

anon 名もなき者
1700エーカーから65エーカー
♪Tender In the Night / ジャクソン・ブラウン

P.S. 帰り道は、エマーソン兄弟のDreamin' Wildを聴きながら。

勝手に関連作品『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ハニーボーイ』『シュガーマン』

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とぽとぽ

3.0一発屋にもなれなかった歌手の苦悩

2024年10月22日
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単純

幸せ

全く陽の目を見なかったのに、思わぬ形で脚光を浴びる歌手。音楽ではないが、映画監督のエド・ウッドが“史上最低の映画監督”として注目されたケースと似ている。
しかし本作の兄弟デュオ、ドニー&ジョー・エマーソンは、エドと違い存命している以上、その反響の大きさに戸惑いを感じるのも無理はない。特に活動のイニシアチブを取っていたドニーのそれは計り知れない。一発屋にもなれなかった人間が、突如再評価され有頂天になってもおかしくないはずなのに、なまじっか音楽のセンスがある分、余計苦悩してしまう。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で過去に囚われた男を演じたケイシー・アフレックが、ここでも過去の挫折を払拭できない男を演じてるのが妙。そんな弟よりも音楽センスが劣る兄ジョーを演じたウォルトン・ゴギンズが、実にイイ味を出していた。
お話的にも製作態勢的にも、いかにもインディペンデントなシブい一本。

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regency