「なんだかなあ」見える子ちゃん 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだかなあ
ヒロインのスクリーン映えを最重視する俺にとっては、原菜乃華は“映え”不足。それでも観る気になったのは、予告編のコミカルな空気に好感を持ったから。
しかし、期待通りではなかったな。
【物語】
高校生の四谷みこ(原菜乃華)は、あるときから霊が見えるようになってしまい、戸惑う。 ネットなどでどう対応するのが良いか調べるが、明確な答えは見出せない。霊たちに見えていること勘づかれると付きまとわれるという意見を読んで、見えても無視することに決める。
次々と目に飛び込んでくる霊に対して、見えていないフリをし続けるみこだったが、ある日、やはり霊が見えているらしい昭生(山下幸輝)とユリア(なえなの)に出会い、この学校に霊がたくさん存在する理由を聞かされる。
そんなある日、親友ハナ(久間田琳加)に悪そうな霊が取り付いているのが見える。ユリアに「自分でできることしなきゃ」と促され、行動を起こす。
【感想】
観る気になったとは言え、元々映画としてのクオリティーは期待していなかった。 が、さらにその下を行った・・・
序盤は期待通りだった。 結構笑えて、コメディーホラーというユニークなジャンルを期待できそうだった。 しかし、後半は急速に面白味が失せて行った。 なんだか、普通のホラーっぽくなり、安っぽく恐怖を煽るような演出が目立つようになった。
「何が作りたいんだ?」
と思った。 後半コメディー色はあせ、かと言ってホラー作品と言うには怖くない。ヒロインも「観てるだけで楽しい」というレベルではない。観賞動機の一つに久間田琳加の共演が有ったが、彼女も本作での魅力はイマイチ。
要するに、俺的には「これと言って見どころが無い作品」だった。
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