ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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私は犬派ですが猫も好きです。
衝撃は最後にやって来た。
いやー、最後にまさかまさかの不意打ちくらうとは・・・。
邦画のエンドロールで「タイアップの主題歌」が掛かる事多いじゃないですか?
で、これ大抵本編とあまり寄り添ってないので感動を生んでくれない事が多いんですよね。
僕としては。
(僕が邦画予告篇が好きなのは、結構頑張って寄り添ってくれて主題歌のPV的な機能を果たしてくてたりするケースもあるからです)
じゃあ、歌が掛かられないほうがいいかというと
「タイアップとれなかったのか」
と不安を抱えて帰路についたりするのが困りものです。
で、今回想定外の入れ方をしてくれたので個人的には衝撃度が高く
おかげで本編がぶっ飛んでしまい
僕の頭はエンドロールで飽和状態です。
これ
パフューム好きには極楽浄土
嫌いには地獄と思われますが
彼女たちに特別な感情のない自分としては
「エンドロールとタイアップ主題歌のあり方」について
考えながら鑑賞出来ました。
臨場感に惹き込まれる
公開日2月7日以降7回鑑賞しての感想
監督が拘った録音ではなくリアルに犯人と電話でやりとりする臨場感。生声だからこそ感情のピンポンが可能になった効果的な演出。
回を重ねる毎に伏線回収や画面隅々までの気づきを目指すも結局観入ってしまう。
主演の阿部寛さん演じる折本の存在感、犯人役錦戸亮さんが演じる繁藤は声だけでも複雑な感情が伝わってきた。直に対峙するシーンでは、折本の悟りを開いたかのような笑みまで混じった落ち着きと、繁藤の怒り悲しみ虚しさ軽蔑が織り交ざった表情と声は、圧巻だ。
ただ若い女性キャスターが失神から目覚めた後に喚く度にイラつくのを抑えられなかった。気絶するほどの精神状態であんな言葉を大きな声で発することが出来るのか?恐怖感でいっぱいではないのか?彼女が画面いっぱいに出てくる度にブツブツ切られる感が否めない。
メインキャスターは先輩アナウンサーに対する敬意の欠片もないのもイラッとしたが、折本登場前の冒頭でのキャスターぶりは好感が持てた。
井川遥さんが演じる記者が淡々と落ち着いているのが本作の良心のように思えた。
低い評価が多いように見受けられるが、私的には繰り返し観たい作品だ。キャスター2人が減点(俳優ではなく)不要だったかも。
規模感
落ちぶれたニュースキャスターに一発逆転の特ダネが舞い込んできて。。。
お話の規模が大きすぎるから「イヤイヤありえんでしょう?」の連続。コレ、生放送で流すんじゃなくて普通に放送されてる裏でスッタモンダある感じのほうが面白そう。などと途中から考え出して、いつこのお話自体がドッキリで爆発の映像も警察の介入もみんなフェイクでーす、って言うのか待ってたら終わった。。。
いち放送局ができる範囲を超えた爆発と交渉に最後までついていけませんでした。コレがテレビのチカラ? 面白かったです。
?な部分もあるけど、割とのめり込んで見終わりました。
ラストはどちらかわからない終わり方ですか。
さすがに死ねと言わないと思うし、元々スタジオの爆弾は殺傷能力のないものですよね?
ロンドンの件はたまたまというか、もっとでかい事件が起こればすぐに忘れ去られるっていう風刺と捉えてたんですが、感想見ると繋がっていると思っている人もいるんですね。
しかしあんな役、めるるは可哀想ですね。
わざとイラッとするようなセリフ言わされる演出が
…。
あと首相がワザワザやってきて口止めされて…そりゃあ普通屈するよな?
若いキャスターだってそうなると思うけど?
ラストのPerfumeはびっくりした。
映画館にコスチューム飾られてたけど出てこなかったな…と思ってたら(笑)
さすがにこんな事件やってて急に歌番組流す?テレ東でもやらんのやないか?と思ったら制作にテレ東(笑)
やられたわ。
阿部寛劇場
最後のは繋がっているのか?
予告で気になってたので鑑賞!
午後7時。ラジオ番組に1本の電話。直後に発電所で爆破事件が起こる。電話をかけてきた謎の男から交渉人として指名されたのは、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔
突如訪れた危機を番組への復帰チャンスと捉え、生放送中のスタジオに乗り込み、自らがキャスターとして犯人との生中継を強行する。しかし、そのスタジオにも、既にどこかに爆弾がセットされていたのだった。一歩でも出たら即爆破という中、二転三転しエスカレートする犯人の要求、そして周到に仕掛けられた思いもよらない「罠」の数々。その極限状態がリアルタイムに全国民に拡散されていく––!なぜ彼が指名されたのか?犯人の正体と本当の目的とは?すべてが明らかになるとき、折本が選ぶ予測不能の結末。あなたは《ラスト6分》に驚愕する。
というのがあらすじ!
はらはらドキドキして面白かったです
最初は政府や大和電力が標的かと思ったら折本でしたね…
犯人の声は錦戸さんかなと思ってたらやっぱりそうだった!
城もたぶん死んだふりかと思ったらそうでしたね
若干の展開をよめる感じ…笑
いろいろ気になることも多かったです
どうやって発電所に爆弾仕掛けたのかとかテレビ局にどうやって入ったのか…
そして折本が最後ジョーカーっぽい感じになってましたね笑
最高に楽しかったって言ってましたし笑
しかも自分の生死を世論調査で決めるとは…
ちらっと見えた感じだと95ぐらいありましたよね!
スイッチを押したけどすぐ速報でロンドンの地下鉄の爆破のニュースが…
まさか押したことで…?
スイッチを押したことでどうなったのかは描かれていませんでした
折本は死んでなさそうだと思いますけどどうなんでしょうか🤔
たまたまなのか繋がってるのか気になる!!
この映画はいろいろ考えさせられる映画でしたね
事件の一つ一つは人生が一変するかもしれないほどの重大なことなのに自分の身に起きなければ結局は他人事…
どんどん刺激が強い次の事件に移っていく
今の時代がそんな感じですよね
この作品は韓国の映画のリメイクらしいですね!
あまり評価は高くないみたいですが個人的に楽しめました!
面白い映画をありがとうございました😊
阿部ちゃんでなければ観ないわ
予告編を何回か見て行こうと決めてた。Perfumeが何処で絡むかチェックするのもあったが
犯人の居場所や名前が特定されるのが多少間抜け過ぎる昔の韓国映画のリメイクならそうなのか?
六年前の井川リポーターとの華やかなやり取りシーンを見せても良かったかな。めるるは好きなんで感じ悪い今どき女子アナ感だけで演じさせるのはもったいない。最近の親子年齢差配役がむたむたなので平田さんが祖父に見えなくて。Perfumeはあの出し方で良かったかな下手に劇中で台詞あったら出すなら冒頭かラストしかないわね。発電所爆破させる動機も薬害隠蔽代償に対する犯人の怒りも上滑りしてた。タイトルどおり阿部ちゃん主役でなければ観てなかったと思う。
元ネタの韓国版未鑑賞だが阿部寛のおかげで充分に楽しめた
2025年映画館鑑賞16作品目
2月15日(土)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『岸辺露伴は動かない』『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の渡辺一貴
今回は脚本も
オリジナル脚本は『テロ,ライブ』『PMC ザ・バンカー』のキム・ビョンウ
粗筋
国民的ニュース番組『ショウタイム7』のメインキャスターだった折本眞之輔は薬害問題を起こしたらしい薬品会社から賄賂を受け取った疑惑上がり降板
ラジオ番組『トピック・トピック』のパーソナリティに転身していた
「犬派か猫派か」というテーマで番組を進めていたが「ウスバカゲロウ」と名乗るリスナーが事前の打ち合わせとは全く違うテーマに合わない主義主張を続け折本とスタッフを困惑させた
大和電力の発電所に爆弾を仕掛けたと話すウスバカゲロウに対し折本は悪質な悪戯だと判断し罵倒する
その直後に江東区の発電所は爆発
ウスバカゲロウの話は出まかせではなく本当だった
これをスクープにして『ショウタイム7』のメインキャスターに復帰する折本
ウスバカゲロウの正体は大和電力の発電所で建設作業に携わり事故で亡くなった男の息子の繁藤寛二だった
事故は国と企業によって揉み消された
謝罪はなかった
繁藤は大和電力の社長に謝罪を求め総理大臣に謝罪を求めた
繁藤の要求はエスカレートしなぜか折本に謝罪を求めた
阿部寛単独主演の娯楽映画
エンターテイメント
数台のカメラワークが素晴らしい
モノマネの人がやったかっこよく編集されたホームランを打つ落合博満のよう
阿部寛史上最も濃い阿部寛
ぶっちゃけ政治にはあまり関心がないのでこの映画を観て「自民党ガー」「大企業がー」とか「テレビはオワコン」とかありふれたネット民にありがちな感想を述べる気は全くない
発電所に比べスタジオの爆発がしょぼすぎる
だがそれはしゃーない
結城千晴が蒟蒻ゼリーのめるるだと気づかなかった
ラストは本人役でPerfume
エンディングテーマも
配役
ニュース番組『ショウタイム7』の元メインキャスターで現在はラジオ番組『トピック・トピック』のパーソナリティを務めていたがテロリストの指名でテレビ復帰した折本眞之輔に阿部寛
折本が降板した後リポーターから『ショウタイム7』のメインキャスターに抜擢された安積征哉に竜星涼
『ショウタイム7』のサブキャスターでスタジオ内の小さな爆発で気絶してしまう結城千晴に生見愛瑠
『ショウタイム7』のディレクターの矢吹一平に前原瑞樹
『トピック・トピック』のディレクターの頓宮豊に平原テツ
内閣官房危機管理審議官の兼子健祐に内山昂輝
内閣総理大臣の水橋孝蔵に佐野史郎
大和電力の社長の四方田勇に石丸謙二郎
警視庁公安部の刑事の園田綾香に安藤玉恵
繁藤の高校時代の担任教師を名乗るがじつは繁藤の祖父で協力者の城大作に平田満
『ショウタイム7』のリポーターでかつては折本の仕事のパートナーだった伊東さくらに井川遥
『ショウタイム7』のプロデューサーに東海林剛史に吉田鋼太郎
発電所事故の関係者の繁藤寛二に錦戸亮
竜星涼がただただ不快でストレス
タイトルの通り。
序盤の立ち上がりは良く、阿部寛の味が出ていて上々。
クチコミの低さが疑問に思われ安心感が広がる、も束の間。
タイトルの男(演技が下手なのでジャニ枠?)の演技がひどい。
要所でしゃしゃり出てきて雰囲気をぶち壊す。
怒鳴って怒り顔浮かべてワンパターンの演技とも呼べない劇。
横の女も相まってまぁ酷い。
こちらの女は完全にアイドル枠ですね、演技は求められていないのでしょう。
が、酷い。「イミワカンナインデスケドォ!?」のセリフに対して私たちの方が
貴女のの演技が意味わかんないんですけどぉ?状態。
この竜星涼と女、犯人役がすぐ怒鳴るを除けば★2.5ですね。
吉田鋼太郎と阿部寛はとても良かったです。
中途半端な印象
視聴者釘付けですよね
リメイクする意味
韓国映画「テロ、ライブ」のリメイク。
リメイクにとって大切なのは、忠実である事ではない。同じならオリジナルを観ておけば良い。問題はその国に合わせて、どうアレンジするか?だと思う。
韓国映画のリメイクだと、「22年目の告白」は時効廃止という法律の変化を上手く組み込んで、本家より名作となった。
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」はジャパンポップスとバブル経済も組み込んで、ストーリーはほぼままでも、日本特有の空気感を醸し出した。
では、この映画の場合は?
韓国特有のバイオレンス性は日本のコンプライアンス的にアウトだろうし、大胆な展開も、日本でどこまでリアリティを保てるか?
この映画では、日本特有のワイドショー的ニュース番組としての演出を加える事で、日本にしか無いオリジナリティを獲得し、映画を成功に導いていると思う。
また、日本人の国民性にも踏み込み、そして、元の作品とは違う所に着地している。これは見事!
突っ込みドコロは多々あるし、前半の緊張感はオリジナルに敵わないが、国を変えてのリメイクとしては、成功していると思う。
#ショウタイムセブン
#テロライブ
主人公がイカれているってこと?
本作は韓国映画のリメイク作品らしいが原作はみていません
元人気キャスターだった折本が爆破犯から爆破予告がきて
それを利用し、自分が人気番組キャスターに返り咲くため事件を利用しようとした
主人公が
最初は事件を利用しようとして成り上がろうとした野心家から
実はジャーナリズムの志をもっていた人のように見えたが
最後には事件を楽しむためのイカれた本性を見せて終わる。
俳優の演技もよかったので
そこらへんが変化するところもわかりやすかった
ただ、犯人の目的も手段もイマイチわかりにくいまま終わる
父親が亡くなった事故を隠蔽したことを
政府と電力会社に謝罪をしてほしいこと
そして、折本が事件の取材を報道できなかった理由を話してほしかったということだと思うが
最初にお金を要求したことはちょっとわからなかった
結局、メディアは政府、電力会社と癒着をしていたので
取材をしたことを報道できなかったのが理由だったが
折本だけが悪いとは思えないのが複雑
あと、発電所に爆弾を仕掛けた方法もわからなかった
唐突に恩師がでてきて
犯人に逆ギレした挙句殺されるシーンは意味が分からなかったが
すべて演技で実は彼は共犯者で犯人の祖父だった
世論調査を何回か使うシーンはよかったと思う
しかし、最後の世論調査で折本の行動を見ると
DIEのほうが多かったと考えられるが
あんな事件の直後なのに冗談でもDIEを押す人の気が知れないなと思った
爆弾は実はロンドンにあってそこで爆発が起こったということなのか?
日本人はテロがなく、平和ボケをしているので
刺激を求めている大衆が多いという製作者の考えがにじみ出ていた
新人アナウンサーが根拠不明な情報で折本に賄賂を受け取っているのか迫るのは本性だろうか?
女子アナのツッコミは冷静だ
政治家の何か言っているようで何も言っていないセリフがあるが
現実でも言いそうだと思った
エンターテイメント(テレビ放送)を考える!
なるほど、怒涛の6分間な訳だ!
非常に良くできた映画
緊張感もあってテンポも良い。
開始からハラハラドキドキのサスペンスが味わえる。
そして最後の6分間。
ジャーナリズムの矜持を問い
ニュースショーの意味を問い
ニュースバリューの価値さえも問う。
豪勢に詰め込みすぎだろ。
でもまあ終わった後、いろいろ考える事のできる映画だった。
お勧めします。
ただ最後の6分間に詰め込みすぎて、理解しきれん人がいるのも仕方が無い。
そこが減点ポイントかな
作品の暴走さが折本そのもの。
*
我々は常々、情報の渦に呑まれながら、
この国で生きているんだ、と感じた。
次から次へと、情報がやってくる。
テロップとPerfumeがそれを表していた。
人はその波に、渦に、呑まれていく。
*
ストーリー構成としては暴走気味で
ひっちゃかめっちゃかしている。
もう少し落ち着いてもいいのでは…?
しかし、こうして感想をしたためているうちに
いや…この暴走さが良いのかも、と思えてしまう。
「一秒先をも逃さない、全部モノにしてやる。」
後先を考えず今を捉えようとする
折本の姿勢そのもののようだからだ。
“犬派?猫派?そんなことはどうだっていい
こんなこと俺に聞かせるな”
折本という人物をまだ掴みきれていない序盤で
それを感じ取れてしまったのは不思議だった。
*
折本の真実のシーンは本当によかった。
折本みたいな熱意があるテレビマンや
メディアに関わる人、今はどれくらいいる?
テレビなんてもう誰も観ない。
そう、どこかで思いながら
発信していないか?
本気を感じないから
みんなテレビから離れるのでは?
「あんたイカれてるよ」は褒め言葉だったと思う。
*
平和ボケしているということに
改めてハッとしたりもした。
しかし、治らない。治せない。
正直いえば、ずっとボケていたい。
平和な国に生まれたことを幸運だと思う。
こう思うのは、いけないことか?
今日も、
有事を四角い画面で見つめている。
社会的なメッセージも強く、単なるエンタメで終わらない深みがある。
物語は事件発生から一気に加速。
序盤は爆破事件の謎を追うサスペンスかと思いきや、中盤で主軸がガラッと変わる意外性のある展開。ただ、そこに戸惑う部分もあった。
謎解き要素よりも「実はこの人はこうでした」という種明かしの連続で、次々に加害・被害の矢印が変わっていくタイプ。
一緒に考察しながら観るというより、展開の波に飲み込まれていく感覚だった。
阿部寛さんの迫真の演技はやっぱりすごくて、緊迫感が増していく場面では特に圧倒された。吉田鋼太郎さんの存在感も絶妙なアクセントになっていて、単なるシリアスに終わらないバランス感が良かった。映像面では、手持ちカメラのブレを多用してリアルな臨場感を演出。爆発やスタジオの緊迫感がダイレクトに伝わってきた。
映画のテーマとしては、メディアと視聴者、企業と労働者、テレビ局と広告主といった、あらゆる上下関係の中にある忖度や闇を描いている印象。どんな大事件が起きようと、メディアは何事もなかったかのように次のニュースを流し続ける。それが皮肉なのか、ある種の覚悟として描かれているのか、観る人によって受け取り方は違いそう。
中盤で明かされる大きなトリックは割と気づきやすく、予想が当たったときはちょっと嬉しかった。
正直、展開に少し戸惑う部分もあったけど、全体的には緊迫感もあり、最後まで引き込まれた。
社会的なメッセージも強く、単なるエンタメで終わらない深みがある。期待していた謎解きサスペンスとは少し違ったけど、ラストまで緊張感が途切れず、一気に観られる作品だった。
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