ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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序盤から寝る暇のない・・・
今の世間の話題の流れを読んでいたかのような内容。私して自分自身実名報道された自分にとっても・・・
正義とは?公正とは?公平とは?
そしてマスコミの責任とは?
そして
エンディング・・・
今の世間も同じことか・・・
と思わせられた
原作は韓国映画のテロ、ライブと言う映画で、最近テレビでやっていました。
元テレビキャスター役の阿部寛とテロ実行犯役の錦戸亮の遣り取りは迫力ありましたが、緊迫の遣り取りの途中で犯人説得のために登場した高校時代の恩師はかなり怪しかったです。
この恩師は犯人の祖父で犯人のテロの協力者であることが最後に明かされます。
結局、この映画では父親の事故死を隠蔽した電力会社と政府(総理大臣)、それを黙殺したテレビ局に対する怨嗟なのかと思っていたが、実は事故死の真実を訴えた母親の思いを公表しなかった、キャスターに対する怨嗟だった。
犯人は最後に逮捕されるが、キャスターが今日のテロとの遣り取りが最高に良かったと周囲に語るが、これには首を傾げてしまった。
あと、パヒュームの歌も良かった。
「籠の中の鳥」で聴取率と視聴率。
午後7時からのニュース番組「ショウタイム7」と同時刻のラジオ番組のパーソナリティーを務めショウタイム7の元キャスター折本眞之輔に起こる話。
ラジオ番組リスナーからの1本の電話での爆破予告、イタズラ、嫌がらせだろと煽り返す折本だったが、数分後に発電所の爆破、このネタを独占しようと通報はせず、ラジオ局から犯人へと独占取材をしようと試みるが…。
テロ予告から数分で爆破とテンポよく心掴まれるが…、ストーリーも面白くワクワク出来るが何故か眠い。パーソナリティーよりもちょっと異常なキャスターなキャスター折本眞之輔、タイトルに付く「ショウタイム」を最初から最後までずっと楽しんでましたよね(笑)
序盤のぶつかる意味深描写でこの人何かしら関わりあるよね!と察せましたよね。
公平で‼️❓公正な‼️❓真実を‼️❓興奮して‼️❓楽しむべし‼️❓
なぜ10年前の映画に劣るのか
2014年の韓国映画「テロライブ」のリメイク、この映画がむちゃくちゃ面白いのですが、その理由の一つがリアルなテロ描写(とゆうか爆発描写)だと思います。ショウタイムセブンでもテロ描写はありますが、どっかで見たことあるような使い古されたチープなものばかりで、テロライブと比べるとスケールダウンしています、これには驚きました。テロ描写はこの作品の柱であり、観る側に大きな衝撃と説得力を与えるもののはずです、予算の都合なのでしょうが、10年前の映画でできることが今の技術で、低予算でも実現できない、とても残念に思いました。
阿部寛は安定の演技、スピード感もあり中盤まではあっという間です。日本版の胸糞ストーリーも良いと思いました、ですがテロライブのラストに感じた圧倒的な絶望はありません。
中盤から失速、ラストがあまりに酷すぎる
※注意:ネタバレ全開です。
最初の入りは結構良かった。
この先はどうなるのだろうとドキドキさせてくれたが
話が変な方向にねじれ曲がっていった。
特に中盤の竜星さん演じる男性アナウンサーが
主人公を責めだす展開あたりからおかしくなった。
犯人の仲間かのような振る舞いだが、
別にそうではないらしい。
じゃあ画像一枚であの執拗な責め方はなに?
それまでの展開で散々苦笑いを浮かべてきたが
特に最後が酷い。苦笑いすら浮かべられない。
まず「犯人は最初から殺す気などなかった」
「本当の目的は企業でも政治でもなく自分」
などと言った所から解決パートが始まるのだが、
火力発電所は幾度と大爆発を起こしてるし
そこには従業員が120人ほど残っていることが
それまでに言及されている。
あれだけの大爆発で現地にいる人間たちが
無事なワケはない。
なぜか「犯人は悪い人間じゃない、むしろ社会の被害者」
的な展開に話を持っていったが
完全に無差別殺人を視野に入れたテロ。
罪なき人たちの命を奪った、
少なくとも脅かした極悪人にしか見えない。
そして結局は悪に身を堕としていた主人公が
なぜか急に開き直って説教をはじめる。
なぜ開き直ったのか、きっかけがよくわからない。
政府や企業との不正の現場を隠し撮りしていたが
プロデューサーの反応からして
プロデューサーも動画がある事を知ってたっぽい。
なぜ?グルになっての盗撮なのか?
あれだけ憎んでた犯人はなぜか急に主人公を面白がり、
局の爆破スイッチを持っていた刑事にタックルして
主人公の足元に爆破スイッチが転がるようサポート。
まずそんなヤバいスイッチぽろっと落とすな女刑事。
スイッチを拾った主人公はほくそ笑みながら
説教を続け、しまいにはスイッチを押す。
あれって主人公だけじゃなくて
局全体を爆破するような爆弾のスイッチだよな?
皆を巻き添えにして吹っ飛んだのか?
そのあと局やそれに関しての情報が画面に写る事はなく
なぜかテレビにロンドンのテロ情報が速報として出る。
局爆破の速報も流れていないという事は
じつは爆破されてない?
でも確かにスイッチ押したよな?と疑問。
もしくはあそこは後日談でテレビ局は結局爆破された?
消化不良な謎しか残らない。
極めつけはPerfume。
別にエンディングにPerfumeを使うのはいい。
正直、作品に合ってないと思うが
邦画でそこら辺気にした時点で負け。
でも意味のわからない展開てんこ盛りで
観客の頭にハテナが浮かんでる時に
「次はPerfumeの新曲です」?
そのままダンスPVを横目にスタッフロール?
逆に元の映画を見てみたくなった。
少なくともこの映画のような終わり方ではないと思う。
作品を通してなにより気になったのは、
役者がどうとか演技がどうとかでなく
生見さん演じる女子アナウンサーが
どう考えても要らなさすぎる。騒いで喚くだけ。
彼女がなにか言っても周りはスルーして話を進める。
物語に全く必要がない。
もともと脚本には入ってなかったけど
後で無理やり付け足したのか?
と疑いたくなるくらい要らなかった。
なんならレポーター役(井川さん?)も
「この人は重要な役ですよ」と
散々匂わせるだけ匂わせて
別に事件の根幹には全く関わってなかった。
女性キャストが完全にただの飾りになってる。
【追記】
なぜ女性アナウンサーが不要に感じたか、
元の韓国映画『テロ・ライブ』を見てわかった。
元の映画では女性アナは別スタジオで出演、
この映画のようなちゃちい爆破ではなく
しっかりとした小型爆弾がアナの横で爆破して
けっこうな血まみれになって退場する。
しかしこの作品ではなぜか爆竹みたいな
もう爆弾ですらないほどの小さな破裂で気絶、
無傷で復帰させてるからあとはガヤを入れるだけの
全く不必要な存在にしてしまっている。
ハッキリ言ってただの改悪だった。
他にも
・発電所のものもふくめて、
爆弾をどうやって気付かれずに取り付けた?
・なんで携帯番号などの個人情報知ってる?
・そもそも犯人どこに隠れてた?
・サプライズキャストが活きてない。ファンしか喜ばない。
やはり消化不良な部分や謎だらけ。
「この謎は鑑賞者が考えて」タイプの考察用じゃない、
ただただ後味の悪い疑問しか残らない。
この作品の良いところを挙げるとすれば
中盤までのワクワク感と
阿部寛ワンマンステージが見られる所。
後半失速のタイムリミット・サスペンス
流石 阿部寛さん、スリル感抜群!
阿部寛さんの独壇場で良かったです。前半はどういう展開になるのかワクワク感満載、展開のテンポも良かったです。
途中から"?"が出てきましたが最後は納得出来ました。
ただ、竜星涼の演技があの場面であんなに熱くなる必要無いやろ!と。普通に喋りゃいい事を怒り全開でまくし立てる必要無いやろ、と冷めました。
あと、めるるが…
ひとり語りで2時間持たせる阿部ちゃんの技量
阿部寛・オン・ザ・TVショー
あなどれないかも
9時20分〜観客13人 最初から阿部寛の魅力に惹きつけられ作品にど...
阿部寛の独壇場!
韓国映画がオリジナルなんですね、『テロ、ライブ』。こちらは未鑑賞です。
本作、ほぼワンシチュエーションながら、冒頭から怒涛の展開となり、
そのスピード感や緊迫感は尋常ではありません。
全く飽きることなく最後まで突っ走っています。
爆破テロ犯とキャスターの折本(阿部寛)との緊張感のあるライブでのやりとりに
おいて、テロ犯の目的・要求が少しずつ変化していき、
最終的に折本を追い詰めていくプロセスが実に巧みだと思いましたし、
折本の大事にしていることと気質が明らかになるところで
本作のエンディングにしているところが実に面白かったです。
ほぼ阿部寛の演技が中心ですが、吉田鋼太郎の大げさな演技も楽しかったですね。
とにかく阿部寛が素晴らしすぎて、もうそれだけで満足です。
テロ犯役の俳優はシークレットになっていますが、
私としては阿部寛と対峙するには、少々役不足感がありました。そこが残念でしたね。
98分とコンパクトな作品ながらも、それ以上に久しぶりに「あっという間」に
エンディングに辿りついた感があった作品です。
ラストはオリジナル版と同じなのか、変えているのか少々気になるところではありますが、
ニュース速報で入った事件が何だったのか、そこに答えがあると思います。
なぜなら、本作の冒頭がその伏線でもあるからです。
というわけで、ネタバレなしでのレビューでした。
これも惜しいっす😏
全てはエンタメでコンテンツ、生死が掛かった放送もテロップひとつで関心が消えるのはリアルだと思った
2025.2.7 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(98分、G)
原作は2013年の韓国映画 『テロ、ライブ(監督:キム・ビョンウ)』
元人気キャスターと連続爆破テロ犯の交渉を描いたスリラー映画
監督&脚本は渡辺一貴
物語の舞台は、東京都心にあるテレビ局
そのスタジオでは、人気番組「SHOW TIME 7」の準備が行われ、キャスターの安積(流星涼)と結城(生見愛瑠)が準備を進めていた
プロデューサーの東海林(吉田鋼太郎)はいつものノリで場を和ませ、ディレクターの矢吹(前原瑞樹)もスタンバイに入っていた
一方その頃、同じビルに入っているラジオブースでは、「トピック・トピック」の放送が始まっていた
そこには、3ヶ月前に「SHOW TIME 7」を降板したキャスターの折本(阿部寛)がいて、彼がパーソナリティを務めていた
物語は、その折本の番組のあるコーナーにて、謎の男から電話が入るところから動き出す
男は「火力発電所を爆破する」と言い出し、コーナーは中断してしまう
楽曲を流してその場を凌いだ折本たちだったが、男の電話はそのまま繋がっていた
折本はイタズラ電話だと思い、焚き付けるように「やれるもんならやってみろ」とぶちまけた
電話は切れ、番組も何事もなく再開する
だが、その直後に大きな爆発音が響き渡り、スタジオは騒然とする
そして、湾岸の方を見ると、大きな火柱が立ち上っていて、あの予告電話が本物であることがわかるのである
映画は、犯人の思惑を予測した折本が、古巣の「SHOW TIME 7」を巻き込む様子が描かれていく
当初はカメラをラジオ番組のブースに入れ、その後は「SHOW TIME 7」のスタジオへと殴り込みをかけていく
そこからは犯人との心理戦という感じだが、展開される内容はそこまで真新しいものはない
犯人を知る人物が番組放送時間内に迷わずに来るというのもおかしな話で、もし都内にいて、声を聞いてその人がわかっても、どのテレビ番組がどのスタジオで放送されているなど一般人にはわからない
なので、必然的に頻繁に出入りしている人となるのだが、それすらも冒頭の清掃員とぶつかるというシークエンスで早々にバラしているのもどうかと思った
物語は、折本個人への攻撃に移っていくのだが、それまでに過大な要求を突きつけてきたことが伏線となっている
折本は総理や社長を動かす力はないが、自分自身が知っていることを話すことができる
それが犯人の狙いであるのだが、折本が官民癒着の証拠を握っているとか、その話に信憑性を持たせる何かをその場で持っているということは、超能力者でもないとわからないものだった
火力発電所で事故死した作業員の遺族が犯人なのだが、その彼が親族をテレビ局の清掃員として潜入させてもできることとできないことがある
あの爺さんがハッカー並みの技量と持っていて、テレビ局内で折本の個人携帯の電話番号まで入手するのは不可能だと思う
なので、せめて昔の同僚だったとかにしないと無理難題であり、レポーターの伊東(井川遥)の恋人みたいな立ち位置でもないと犯行自体が起こせないんじゃないかなと思った
いずれにせよ、テロが起きてもエンタメにするのがテレビ局というのは言い得て妙で、それをコンテンツとして消費するのが国民という指摘はあっていると思う
自分に関係ない出来事なら、どんな出来事もコンテンツの一つであり、テロップ一つで関心先も変わっていくし、普通に音楽番組も放送されていく
そう言った部分をさらにエンタメ化しているのが本作なので、当事者からすれば溜まったものではないだろう
だが、当事者以外がその事件に憤りを感じる方が無理があると思う
なので、無関係な人間が群がってくることの方が危険なようにも思え、当事者意識を持ちましょうというのは、さらに当事者を危険に追い込むことになるのではないか、と感じた
まさにショウタイムでした。
現場の臨場感たっぷり
体験型試写会だったので、感覚マシマシにはなっていたかと思うけど、とても臨場感があったな。ニュース番組はフィクションではなく実際に起こっていることを、世の中に伝えていくので、情報のスピード感は大事なんだろうけど、それを伝える側になったら1秒を争う時間との戦いなのが伝わったわ。
すごく時間に管理されてるんだなあと思った。
あと誰がニュースを読むべきかとか考えたことなかったけど、同じ記事でも読む人によって伝わるものが違うのはなんかわかる気もする。人気キャスターさんには、伝える力があるんだろうなと思った。
看板キャスターから顔が出ないラジオ番組で燻ってた折本が、突然降りかかった事件の火の粉に野心メラメラで対応してく様子にハラハラしながら、二転三転していく物語がどこに着地するのかわからない謎と恐怖にいつのまにかに巻き込まれていたよ。
韓国版が原作らしいので、そちらも観てみたい!
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