「若干の韓流の大げさ感が残るものの良作」ショウタイムセブン こくさんの映画レビュー(感想・評価)
若干の韓流の大げさ感が残るものの良作
映画紹介だけで面白そうだったので公開翌日に鑑賞。まずキャスト的にもそれなりの話題作なのにTOHOシネマの一部で放映してないのが謎。
物語は序盤から最後まで緊迫感満載で無駄なシーンは一切なし。本当に映画開始数分で事件に突入する。事件の詳細や動機とかはおいといて、まじで阿部寛がかっこいい。この後、ツッコミポイント書くけど、それを差し引いてもとても楽しめた。
すごい楽しかったけど、個人的に気になってしまったツッコミポイント。
・めるる必要?
この作品でめるるが演じる女性キャスターの存在意義がマジでわからんかった。(めるるの演技力とかに不満は一切ない)
まずほとんどの時間気絶してるw
そして阿部寛の古いやり方や過去の話にすごい嫌悪感を出すんだけど、そのシーンがどこにも効いてなくて、ただのバカな若いキャスターでしかない。ただのバカなキャスターが報道でメインやってるという皮肉としたら逆に素晴らしいかな。
・ジョーさんの演技の韓流感
途中で登場する犯人の高校時代の教師のジョーさん。そもそも高校時代の教師が突然現れるご都合主義にツッコみたいのと、演技がオーバーで韓流感満載。勿論この辺には理由があって、それは後で判明するんだけど、それにしてもやり過ぎかなー。あそこでちょっと冷めた。
・最後の全員集合感
ジョーさんの話が続くんだけど、クライマックスに阿部寛がジョーさんが犯人一味であり、死んだフリであることを暴くんだけど、その「死んだと思ってた人が犯人で実は生きてました」という見慣れた展開はマジでいらんかった。要するにもうジョーさん、いらんかった。
あとその直後に主犯の錦戸君が、普通に徒歩でスタジオに入ってくるご都合主義展開もいらんかった。
個人的にはめるるとジョーさんは不要で、錦戸も最後まで電話越しでのやりとりで良かったのでは?と思う。逆にそれ以外はすごい良かった!