「良くも悪くも阿部寛のワンマンショー」ショウタイムセブン bionさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くも阿部寛のワンマンショー
バレバレの伏線には笑ってしまうが、序盤はハイテンションで飛ばす飛ばす。この勢いで大丈夫なの?
中盤であっけなく息切れ。息切れと同時にいろんな粗が見えてくる。スタジオの機材に爆弾を仕掛けるとなると、スタッフに協力者が必要だし、長時間電話が繋がっていればあっという間に位置が特定されてしまう。
犯人の元担任の登場にも失笑。普通は親族でしょ。わざとらしい煽りもミエミエ。
良くも悪くも阿部寛のワンマンショー。あの濃い顔で穴のある脚本を真剣に演じるから面白い。
阿部寛がいると、ギャアギャアとうるさい女性キャスターも演出の一環に感じてしまう。
期待しないで鑑賞すれば、まあまあ楽しめる作品でございます。
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ちゆうさんのコメント
2025年2月15日
テレビだけでなく、新聞も含めてメディアに対して個人的に嫌悪感を持っているせいか、俺が俺が、私が私がの姿勢には虫酸が走るほど気分が悪いです。この映画の若僧キャスターもそう、正義という名のエゴイズムを振りかざしてますよね。私は阿部寛よりこういう若僧がもっと嫌いです。
東京新聞の某女史も当然大嫌いです。