「テロの脅威に立ち向かう話ではないので注意を」ショウタイムセブン コーイッヒさんの映画レビュー(感想・評価)
テロの脅威に立ち向かう話ではないので注意を
勝手にテロ対キャスターの大活劇的な映画だと考えていた自分も悪いのですが、いちテレビ局、いちスタジオ内の極めて閉所に限られたスケールの小さいシチュエーションドラマで、手に汗握る展開を欲している方むきではありません。
ドラマで描かれたのはテレビ番組制作の裏側、「大人の事情」というヤツで図らずも今世間を騒がしてる例のテレビ局の事も想起させられるのは、封切りタイミングが今とは何とも皮肉な感じです。
長回しによる緊迫感を出そうとする感じはわかるんですけど、役者さんの顔のアップばかりのせいか、90分程度なのに観終わった時はそこそこ疲れました。
ネタバレになるので詳しく書きませんが、早々にある人の正体に主人公が気づくシーンの伏線カットがあるのですが、ちょっと不自然で「これは伏線だ」と言わんばかりで残念でした。
※今回はちょっとネガティブなコメントになっていますが全くつまらなかったわけではないです。
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