「湿度高め、しっとり」ショウタイムセブン コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
湿度高め、しっとり
原案・原作の『テロ,ライブ』と同じく、スタジオや機材に爆弾を仕掛けるのは無理筋で、違和感バリバリながら。
日本向けに湿度高め、しっとりストーリーに改変。
原作の、情動による発作的かつ衝撃的なラストと違って、阿部寛の演じる折本の「冷静な狂気」が際立つ展開には、賛否分かれるところだろう。
それも否が多そうだが、私は好み。
ジャーナリズムって何よ?って疑問交じりに、政権広報みたいなズブズブな忖度に満ちた日本の報道に対する、嫌味たっぷりな批判を含んだ脚本には感心しました。
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