遺書、公開。のレビュー・感想・評価
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最優秀賞・高石あかり
学園ミステリーに、ちょっと『バトル・ロワイアル』的なクラスメイトの潰し合いを期待してた。
導入はまずまずの滑り出しで、15位の谷地さんが気持ち悪く暴れ出したあたりからグッと面白い展開。
ヲタメガネ17位相畑さんが壊れていいぞいいぞ、そして大立ち回りの凛奈劇場に大興奮。高石さんハズレなし。
男女では繋がりが違うのは仕方ないとはいえ、女子が最高に気持ち悪くて輝いているのに、男子が少し弱めかな。4位笹井くん甲高く「イヤっ!」って、もしや女子?と期待させる良いスタートだったけど、ちょっと鎮火が早すぎた。
2位赤崎くんは素晴らしいクズで良かった。
ずっとそのままブッ壊れて欲しかったけれど後半、そっち行くのかぁと『六人の嘘つきな大学生』の時と同じ不安がよぎるも、なんだかんだ着地は良かった。
学園ものの推理作品
あんた、序列って何なのさ?
高校2年生の教室で起きた事件のお話。ある日、突然クラスメイト全員にメールで送られてきた序列。そもそも自分は序列の事を知らないので、何を基準に順位を決めているのか分からなかった。何より、誰が作ったか分からない序列なのに先生意外は皆んな信じているように見えたのが不思議だった。それで1番になった女子の姫山椿ちゃん、みんなから納得されていたのに、ある日、突然学校のトイレで死んじゃう。えっ!?もしかして殺人事件かもって想像しちゃった。葬式の後、クラスメイト全員の机に彼女の遺書が配られた。えっ!?これ、誰が配ったのか明かされなかったから、本人が書いたかどうかの確認もできないので何だか怪しい犯罪じゃないかと思った。その確認の為に始まった、ホームルームでの遺書の公開。姫山椿との関係が明かされるクラスメイト達。ずっとモヤモヤ。後半になって全ての疑問が伏線回収されたが、納得いかなかったのは彼女が自分の死を選んじゃった事。それ親不孝だから、ダメよ。
ずっと続いた教室でのやり取りシーン。皆んな感情をぶつけ合えて、やけに仲が良かったね。想像してたより面白くて、楽しめました。
泣いて悔しい
2025年劇場鑑賞34本目。
エンドロール後映像無し。
クラスカースト1位が自殺して、その遺書を読むことになり、次々とクラスメイトが死亡、次の遺書は誰のだ・・・というデスゲーム展開の話かと思ったら全然違ったぜ!
自殺まではあっているのですが、遺書はクラスの全員に書かれていて、放課後のホームルームで少しづつ公開して死の真相を探そうという話でした。
チャイム鳴るとどんなに途中でもしっかり帰るんじゃなくて1日で終わらせろやとは思いましたが、それ以外は筋が通っていましたし、髙石あかりは期待通りの演技で正直笑うシーンじゃないけど笑っちゃったのは誤算として、兼光ほのかという女優さんもめちゃくちゃやってくれてたのは良かったです。ちなみに今日曜劇場でやっている「御上先生」にも髙石あかりがモブみたいな顔してクラスにいるのですが、絶対なんかやらかすと思っていますし、逆にやらかさなかったらキャスティングした意味ないと思っています。
最後ら辺はちょっとじんわり泣いちゃったのですが、その後泣いたのが悔しくなりました。腹立つ・・・!
志田彩良はサイコパスみのある高畑充希という感じで良かったですね。「恋を知らない僕たちは」の優等生役のあの子だったんですね、思い出せませんでしたが演技は毎回心に残る女優さんなのでこれからもっと売れる気がします。
エンドロールの映像が良かっただけ
エンドロールはめちゃくちゃ良い
が
原作改変しすぎ。姫山の憧れの人も原作と違いますし、ここって結構重要だったと思うのですが。
これほんとに原作者が許可したの?ってレベルで悲しくなりました。本来作品の質を上げるseや照明が、それをさらに下落させている。(ノイズが多くも感じる)
せっかく原作があんなに面白いのに、こんな形で上映されたらファンとしては悲しい。
原作者の方は順番やキャラクターの言動(雑誌掲載でセリフの助詞を校正されても、そこにこだわりがあると言及するような方)にもこだわりがある方だったので、できるだけ変えることなく上映してほしかった。
本人はTwitterで称賛しているが、ファンはそんなあなたの作品だったからこそ悲しい。
原作の順番だからこそ、ラストには衝撃を与えるものになっていたので、せめて言動は変えても、公開する順番変えなかったら、遺書を公開するたびのノイズは最小限に抑えられたとも思う。
演技を過剰にする演出はいいけれど、全てにそれをしていたのでうるさくも感じましたし、映画の中には静だからこそ与えるものもあると思います。
何人か自分の顔芸や行動を過剰にしたり、自分の演技を見てほしい!という方がかなりいたと思うのですが、それがぶつかり合っていたのも問題だったとは思います。
動の演技だけでなく、静の演技の重要性を考えてほしいとも思いました。
後半はほぼ原作通りだったのと、SEや照明も良く、姫山の演技も重なってよかったと思いますが、ラストシーンの「いいよ」は、原作通り笑顔で言ってほしかったです。
正直言って最後の手紙歌うシーン必要だったのだったのか。原作は改めてみんなが序列をなくして交流しようという試みをしたのに、いざやると序列がある方が楽だったりという言及があって人間味を感じられたので、そこも入れてほしかった気はしました。
変顔の羅列と単調な罵り合い
英勉監督× 鈴木おさむ脚本だし、何より髙石あかりちゃんを観たかったから行ってみたら……
顔芸大会。
若手俳優たちの変顔の羅列。
そして、説得力も何もない展開。
人の心の中は、純粋さも優しさもあれば、醜い欲望も嫉妬も何もかもが詰まった多面性のあるカオスで、大人だって言語化が難しいもの。
さらに「悪いことをした」という意識があれば、自己肯定したいし、いつまでも隠したいと思うもの。
決して認めてはならないというガードを崩すのは難しく、容易に他人に語ったりしないもの。
だから「この程度のきっかけで、悪事の暴露と本心を語っちゃうの?」と困惑。
さらに、皆が熱気を込めて本心暴露合戦を展開するのはいいけど、感情誇張しすぎな演技と、大声で罵り合うだけで単調に感じてしまった。
途中で眠気が…
通常と緊張の落差を演じ分けて、本心に説得力を持たせられていたのは、髙石あかりと志田彩良くらいだったように思いました。
吉野北人くんは演技力は置いておき、華があって存在感が大きい。
だからこそ「序列」下位なことに説得力がないという印象を与えてしまったようにも見えました。
序列下位の学生生活でした
トップのプレッシャー
同名コミックを実写映画化した学園ミステリー。生徒24人と教師1人の序列によってそれぞれの歪んだ本性があぶり出される展開が面白い。トップにいる者に圧し掛かる精神的なプレッシャーがどれだけ重圧なのかを感じ取ることが出来た。
そして、この物語で中心的な存在となる姫山椿を演じた堀未央奈の美しさに見惚れるが、それ以上に実力派女優である髙石あかりと志田彩良の演技力が素晴らしくスクリーンにグイグイ引き込まれた。特に高石あかりは鬼畜さが際立っていて怖さを感じるくらい素晴らしい演技でした。
2025-13
期待を裏切られる面白い映画でした。
いい意味で期待を裏切られる映画でした。
遺書を読んでいくシーンは、1人1人印象的で、皆さん迫力のある演技が素晴らしかったです。映画を見終わって、パンフレットを見た時この子いたかな?となる子が1人もいませんでした。2時間でそこまで全員が印象に残る映画はなかなかないと思いました。内容は現代的で、友人関係、恋人関係など共感するところが多くて、自分が学生の時なら...と考えることが多かったので、最後まで作品を飽きずに見ることが出来ました。
序列2位赤崎理人くん役のIMP.松井奏くん、演技素晴らしかったです、自分の演技力に自信を持ってください。誰からも好かれるかっこいい男の子から、豹変する演技に感動しました。ここからもっと演技力を磨いて、いろんな役を見てみたいと思いました。これからの活動も期待しています。
結局は序列
二転三転するストーリー展開・脚本、は良かったけど、演技力が伴わないとチープな印象に。若手俳優24人も居たら難しいと思いますが…
学生向けの虐め防止映画としては良いかと。
しかし、LDH映画なので、主演のLDH俳優さんより演技が上手かったり人気の男性俳優さんはキャスティングされないor出番少ない…という大人の事情が見えてしまう…
結局、大人になっても序列はなくなりません!って意味では面白い(笑)
目を見開いて大きな声出す=『怪演』ではない…ただ騒がしいだけ。
見応えある演技をする方と、そうじゃない方の差が激しくて…その域に達していない方のシーンでは間伸び感が…
No.1よりオンリーワン
シュールなコメディかも
若者は無条件で素晴らしいです。
高校生のカーストってリアルにありそうで怖い…
英勉監督の若者の群像ものの撮り方が好きなので鑑賞。
今回は、ちょっと演者のパンチが薄かったかなぁ…。
といっても、賭ケグルイやリベンジャーズと違って、
舞台は普通の高校ですから、仕方ないかぁ…。
だから、オーバーリアクションが返って浮いて見えて、
わたしはシラケちゃいました…。
というか、どう考えても廿日市さん、怖いっしょ。
ひとり語りし出した内容、結構えげつないのに、
なんでみんな素直に聞いてるんだろう…って不思議でしょうがなかったよ…。
だから、ラストも、だよね~で終わりました。
あと、やはり高校生に見えない子が多過ぎた…。
最初から無いだろうの設定に振り切った世界観ならいいんだけど、
高校生のカーストってリアルにありそうだから、
ちょっと中途半端だったんだよな…。
誰もが経験するスクールカーストによって行動や考え方が制限される現実がリアルな学園ミステリー作品
学校に通う誰もが経験するスクールカースト
そのカーストの序列によって生まれる
好きとか嫌いといった感情だけでなく
友だち関係だったり、勉強だったり
自然と近いランクに分別されていく様子は
「立場は人を作る」と言うことわざがそのまま当てはまる
ちょっとホントっぽくて怖い話
お姉ちゃんが1番っていう何気ない姉妹愛も
視点を変えれば
他者の勝手な順位付けの押し付けになってて
結果的に自○まで追い込んだなんて
誰しもが加害者にも被害者にもなる可能性があるんだってことを考えるきっかけになる
普通の生徒っぽい素人臭さと
少々オーバーリアクションの演出が
英監督の作品っぽくて分かりやすい
伏線の回収もしっかりしてて
鈴木おさむさん流石です
堀未央奈さんのアンドロイドっぽい演技はキャラに合ってて当て書きなのかも、すぐに死んじゃうけど
なんか 幼稚で 異質で異常な学校。
これは かなりの 低予算で 済んだのでは。。って いきなり 感じましたね。ストーリーは 1人の生徒の 自殺から 数々の ミステリアスな シチュエーションが。。 先生を含めたクラス全員の 豹変する言動や態度が 異質で異常すぎて。顔も突然。。誰なの? ってなる。ん~ 舞台の ミュージカルのセリフみたい。。おとなしい生徒も クラス1人1人が ハキハキと 身振り手振りで 表現しちゃうなんて。。スゴすぎますね。遺書公開 何日 続けたのか 分からないけど 最後の日に キーマンになる 2人の 発言が。。やっと。 真相に 繋がるものが ここに来て 動き出しました。。こんな重大な事。。ダラダラと 時間費やして。。1日、2日で 片付けられる事じゃないの?って 思いました。先生が 先生らしくないし。。この学校って 何か ヤバいですね。。幼稚さも あり。。前半は つまらなすぎて 退屈でした。ラストは クラス みんなで合唱して 彼女を送りました。。ご冥福 お祈りいたします。
学園もののハードルは上がっている
観賞後、
漫画原作の1巻だけ読んだ。
出ている若い役者さんは
これ以上ない熱演。
そこには未来を感じた。
ここのところ映画やドラマで
漫画原作の実写化も多い。
多くは原作を超えるものも多い。
正直言うと、本映画は【古い】
と感じてしまった。
(すみません)
10年か20年前なら
名作の部類に入ったかもしれないが
いかんせん、素晴らしい脚本家が育ち
監督が育った昨今、
古くて雑
と感じてしまった。
個人的な印象を言うなら
このクラス、
教師も含めまともな人間が一人も居ない印象。
それがこの作品の意図なら大正解だが、
たぶん違う気がする。
学園ものの名作が最近多い中、
見劣りすると言うか、
登場人物から【人】の感じがしない。
最後に自殺したクラスメイト以外で
アンジェラアキ歌っときゃ良いだろう
って感じが、正直ムカっと来た。
合唱音楽を舐めるな。
あんな公表の仕方はない
遺書、公開。
若者が一人が亡くなった事件なのに、
いくらなんでもクラス内だけで故人の遺書らしきものを公開しあって真贋を追求すること自身が事件だね。
公開した後、如何始末するのか?
話の展開は、名探偵ポアロの事件解明と同じような筋道を通すが、
とても後味が悪いラストのなったのが脚本のミスではないか。
ポアロからすればこの事件は、
廿日市さんの自殺教唆と考えられるが如何だろうか?
そんな捉え方されてはミステリーとしては失敗作となる。
それにしても、昨今の学園ものはこんな狭窄した空間での殺事件ばかりでどうかしてるね。
こんな世相とオッサン連中は、Z世代を見ているのかな?
これも問題だなぁ
映画だからいいではない…
(^ν^)
遺書、公開。
ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の吉野北人が主演を務め、陽東太郎による同名コミックを実写映画化した学園ミステリー。
新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、
生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。
犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、
誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げる。
数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届いたことをきっかけに、
彼らのドス黒い本性が次々とあぶりだされていく。
主人公・池永柊夜を吉野が演じ、
クラスメイト役には「恋わずらいのエリー」の宮世琉弥、
「かそけきサンカヨウ」の志田彩良、
男性アイドルグループ「IMP.」の松井奏、
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの髙石あかり、
元「乃木坂46」の堀未央奈ら注目の若手キャストが集結。
「リリイ・シュシュのすべて」の忍成修吾が担任教師を演じた。
「東京リベンジャーズ」シリーズの英勉監督がメガホンをとり、
Netflixドラマ「極悪女王」の鈴木おさむが脚本を担当。
遺書、公開。
全181件中、101~120件目を表示