遺書、公開。のレビュー・感想・評価
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No.1よりオンリーワン
シュールなコメディかも
若者は無条件で素晴らしいです。
高校生のカーストってリアルにありそうで怖い…
英勉監督の若者の群像ものの撮り方が好きなので鑑賞。
今回は、ちょっと演者のパンチが薄かったかなぁ…。
といっても、賭ケグルイやリベンジャーズと違って、
舞台は普通の高校ですから、仕方ないかぁ…。
だから、オーバーリアクションが返って浮いて見えて、
わたしはシラケちゃいました…。
というか、どう考えても廿日市さん、怖いっしょ。
ひとり語りし出した内容、結構えげつないのに、
なんでみんな素直に聞いてるんだろう…って不思議でしょうがなかったよ…。
だから、ラストも、だよね~で終わりました。
あと、やはり高校生に見えない子が多過ぎた…。
最初から無いだろうの設定に振り切った世界観ならいいんだけど、
高校生のカーストってリアルにありそうだから、
ちょっと中途半端だったんだよな…。
誰もが経験するスクールカーストによって行動や考え方が制限される現実がリアルな学園ミステリー作品
学校に通う誰もが経験するスクールカースト
そのカーストの序列によって生まれる
好きとか嫌いといった感情だけでなく
友だち関係だったり、勉強だったり
自然と近いランクに分別されていく様子は
「立場は人を作る」と言うことわざがそのまま当てはまる
ちょっとホントっぽくて怖い話
お姉ちゃんが1番っていう何気ない姉妹愛も
視点を変えれば
他者の勝手な順位付けの押し付けになってて
結果的に自○まで追い込んだなんて
誰しもが加害者にも被害者にもなる可能性があるんだってことを考えるきっかけになる
普通の生徒っぽい素人臭さと
少々オーバーリアクションの演出が
英監督の作品っぽくて分かりやすい
伏線の回収もしっかりしてて
鈴木おさむさん流石です
堀未央奈さんのアンドロイドっぽい演技はキャラに合ってて当て書きなのかも、すぐに死んじゃうけど
なんか 幼稚で 異質で異常な学校。
これは かなりの 低予算で 済んだのでは。。って いきなり 感じましたね。ストーリーは 1人の生徒の 自殺から 数々の ミステリアスな シチュエーションが。。 先生を含めたクラス全員の 豹変する言動や態度が 異質で異常すぎて。顔も突然。。誰なの? ってなる。ん~ 舞台の ミュージカルのセリフみたい。。おとなしい生徒も クラス1人1人が ハキハキと 身振り手振りで 表現しちゃうなんて。。スゴすぎますね。遺書公開 何日 続けたのか 分からないけど 最後の日に キーマンになる 2人の 発言が。。やっと。 真相に 繋がるものが ここに来て 動き出しました。。こんな重大な事。。ダラダラと 時間費やして。。1日、2日で 片付けられる事じゃないの?って 思いました。先生が 先生らしくないし。。この学校って 何か ヤバいですね。。幼稚さも あり。。前半は つまらなすぎて 退屈でした。ラストは クラス みんなで合唱して 彼女を送りました。。ご冥福 お祈りいたします。
学園もののハードルは上がっている
観賞後、
漫画原作の1巻だけ読んだ。
出ている若い役者さんは
これ以上ない熱演。
そこには未来を感じた。
ここのところ映画やドラマで
漫画原作の実写化も多い。
多くは原作を超えるものも多い。
正直言うと、本映画は【古い】
と感じてしまった。
(すみません)
10年か20年前なら
名作の部類に入ったかもしれないが
いかんせん、素晴らしい脚本家が育ち
監督が育った昨今、
古くて雑
と感じてしまった。
個人的な印象を言うなら
このクラス、
教師も含めまともな人間が一人も居ない印象。
それがこの作品の意図なら大正解だが、
たぶん違う気がする。
学園ものの名作が最近多い中、
見劣りすると言うか、
登場人物から【人】の感じがしない。
最後に自殺したクラスメイト以外で
アンジェラアキ歌っときゃ良いだろう
って感じが、正直ムカっと来た。
合唱音楽を舐めるな。
あんな公表の仕方はない
遺書、公開。
若者が一人が亡くなった事件なのに、
いくらなんでもクラス内だけで故人の遺書らしきものを公開しあって真贋を追求すること自身が事件だね。
公開した後、如何始末するのか?
話の展開は、名探偵ポアロの事件解明と同じような筋道を通すが、
とても後味が悪いラストのなったのが脚本のミスではないか。
ポアロからすればこの事件は、
廿日市さんの自殺教唆と考えられるが如何だろうか?
そんな捉え方されてはミステリーとしては失敗作となる。
それにしても、昨今の学園ものはこんな狭窄した空間での殺事件ばかりでどうかしてるね。
こんな世相とオッサン連中は、Z世代を見ているのかな?
これも問題だなぁ
映画だからいいではない…
(^ν^)
遺書、公開。
ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の吉野北人が主演を務め、陽東太郎による同名コミックを実写映画化した学園ミステリー。
新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、
生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。
犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、
誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げる。
数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届いたことをきっかけに、
彼らのドス黒い本性が次々とあぶりだされていく。
主人公・池永柊夜を吉野が演じ、
クラスメイト役には「恋わずらいのエリー」の宮世琉弥、
「かそけきサンカヨウ」の志田彩良、
男性アイドルグループ「IMP.」の松井奏、
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの髙石あかり、
元「乃木坂46」の堀未央奈ら注目の若手キャストが集結。
「リリイ・シュシュのすべて」の忍成修吾が担任教師を演じた。
「東京リベンジャーズ」シリーズの英勉監督がメガホンをとり、
Netflixドラマ「極悪女王」の鈴木おさむが脚本を担当。
遺書、公開。
柊夜くん、惚れるわ
予告編でミスリードされる。
数字で「序列」がつけられ管理された高校生の、権威からのサバイバル的な話かと思ったら、2-D内で展開される、「誰が殺したクックロビン」なミステリーだった。
演者が全員オーバーアクト気味で、それが効いている。
生徒たちひとりひとりの見せかけと違う本性が次々暴かれて豹変ぶりが面白い。
ひとりひとり自分に充てられた遺書を読み上げるところから推理が広がり、否定され、別の方向へ、の繰り返しだが、ミステリーがよく練られており、常に疑心暗鬼で話が揺れながら先が読めず、テンポが良いので集中力が途切れること無く観られる。
終わったと思いきやもう一捻り、そうくるか、なラストは不気味で余韻が残る。
クラス全員が冷静で即座に的確に文章のウラを読み核心をつくなど全員IQ130超えじゃないの?
ご都合主義的なところもある脚本だが、お陰でダレること無く無駄なく話が進む、なので良しとします。
面白かった。
柊夜くん、惚れるわ。
これは◯◯ハラスメントと同じ理屈が描かれている素晴らしい映画だ
・正直全く期待していなかったが、大穴だった。
→どうせ若手俳優だけの微妙演技の学園ものくらいの
気持ちで見に行ったが、良かった良かった・・・。
・あらすじと予告編で大体の話は分かった
・序盤、「桐島部活やめるってよ」的な感じに思えた
→題材となる張本人が登場しないまま、周りの人間からの印象だけで憶測が憶測を読む、みたいな話と思ってた
・中盤以降、色々な生徒からの色々な「告白」があり、
姫山椿の人物像が揺れる揺れる、、
各々から見た姫山椿の人物像が描かれることで、
結局、姫山椿はどういう人間なのか気になっていく・・。
ここら辺で、遺書の話と共に姫山椿との映像が頻繁に流れ始める。
某部活をやめる桐島みたいに、結局出ないとかじゃなくてよかった。
各生徒と姫山椿の思い出が映像で良い話も悪い話も映像で蘇ってくる
・終盤一気に結末まで駆け抜ける。この辺のドキドキ感や
ワクワク感はたまらなかった。
★★★
最後の怒涛の説明で色々分かってくるが、ここで印象的だったのは、
中盤で各生徒との思い出が映像で流れていたが、
それと基本同じだけどちょくちょく違った映像が流れていたことだ。
おそらく、姫山椿と各生徒それぞれの視点(つまり受け手話し手)で描かれていることを示唆していたのではないか、ということだ。
各生徒が姫山椿に対して言った言葉や思ったことが、
中盤では描かれていないのに、最後のシーンでは描き切れていなかった箇所がどんどん出てくる。
それは、
「各生徒側は覚えてない/無意識に忘れようとしていた内容を、姫山椿側はこう受け取っていた」
を表現したかったのではないか、と思った。
このシーンがこの映画で一番心にぶっ刺さった。
「私はそんな意図で言ってない」「私はそう感じた」
こんなことは学校や会社など日常茶飯事だと思うし、
一番思うのは学校のいじめっ子といじめられた側の話。
いじめた方は覚えていないが、いじめられた方は一生覚えてる、
と同じものを感じた。怖い怖い。
あとは〇〇ハラスメント系。
まさに「私はそんな意図で言ってない」が原因でなるものだろう。つまり受け手によるって話。
しかも、同じセリフ(例えば「彼氏いるの?」)でも、
相手によってセクハラになるかならないか変わっちゃうという曖昧さ。
(どれにせよこんなこと聞いたら今の時代誰でもアウトだと思うが・・・笑)
これと似たような話が展開されており、
とてもリアルで闇深い内容だなぁと感心した次第です。
演技が過剰過ぎたけど内容は良かった
期待以上のサスペンス
驚くほど良かった。
まず、脚本が非常によかった。
かなり早い段階で「遺書、公開」の本題に入り、その後の内容はまさに「遺書、公開」です。公開される度に新しい事実が明らかになり、推理に新たな材料やヒントが加わり、途中で何度もミスリードが仕込まれていたが、最終的には、もったいぶらずにしっかりと真実にたどり着きます。終盤に差し掛かると、最近観た「六人の嘘つきな大学生」のようにサスペンスから急にヒューマンドラマに変わるのではないかと少し心配しましたが、最後の最後までしっかりサスペンスが続き、大満足でした。
こういったタイプのサスペンスは、新しい事実が次々と発覚し、それに伴って新たな謎が生まれるため、結局謎が謎を呼ぶだけで、掘った穴がすべて埋められないまま終わってしまう作品が結構あります。しかしこの作品は、「姫山さんは本当に自殺だったのか」「誰が序列を作り、その目的は何だったのか」「遺書は本当に本人が書いたのか」といった本筋のミステリーを中心に、途中で新たに出てきた遺書の盗みや体にある謎の痣など、本筋から外れる問題をダラダラと引き延ばすことなく早めに解決し、終盤に差し掛かる頃には「どうして学校という場所が選ばれたのか」、また委員長や先生が隠していたことなど、大きな謎から小さな違和感まで、伏線がしっかりと回収されました。ここまでしっかりと全て回収するサスペンスはなかなかないので、感心しました。
また、撮影方法と演出もよかった。
一つのシーンにおいて、当事者の見え方により、異なる角度からの真実が描かれ、人間の考え方の複雑さや誤解が生じる理由が上手に表現されていました。難解な深層心理を見せ方がとても上手で、最終的に姫山さんが自殺を選んだ理由にも納得できました。
さらに、役者たちの演技に驚いた。
(先生以外)全員が若手の俳優なので、正直あまり期待していませんでしたが、予想以上にみなさん素晴らしかったです。感情の表現や二面性の切り替えが自然で、大げさな部分の演技も、しっかりとコントロールされていて、全体的に違和感が全くありませんでした。
あえて完璧ではない点を挙げると、あんな出所も意味も分からない序列を見ただけで、クラスにカーストができてしまうのは少し疑問に感じます。特に姫山さんは偽りの1位なので、説得力に欠けるのではないかと思いました。ただ、そこまでの経緯を詳しく描くと、恐らく映画が非常に長くなってしまうので、カーストが成立したという大前提として考えれば問題ないと思います。あとは、さすがにクラスの全員、ストレスが溜まりすぎじゃないかとも思うが、そのあたりはエンタメとして大目に見ましょう(笑)。
序列1位の苦悩と葛藤の『何か』とは…
同名人気コミックを、『東京リベンジャーズ』や『ヒロイン失格』等の青春映画で定評のある英勉監督がメガホンを撮り実写映画化。一人の女性徒の自殺を巡る学園サスペンス・ミステリーとして、これからの映画界で注目を浴びるであろう、若手俳優陣25人が集結。
鑑賞前は、よくある人気若手俳優による青春ミステリ―程度と、それほど期待はしていなかった。しかし、自殺をした少女から、少女が在籍していたクラス全員に遺書が届くというミステリアスな設定と、遺書を一人一人が読み上げる中で自殺の真相に迫り、そこにクラスの序列が元になって二転三転する展開は、観る者にいろいろな結末を巡らせ、興味深い内容であった。
新学期がスタートした灰嶺高校の2年D組の生徒全員と担任、合わせた25人に1位から25位までの『序列』が記されたメールが届く。その1位には、美しく優しく頭の良いと思われていたクラスのマドンナ・姫山椿が記されていた。しかし、その半年後、姫山は学校のトイレで不審な自殺を図る。そして、その葬儀の後、残されたクラス24人の机上に、姫山から遺書が届く。姫山の死の真相を探る為に、クラス全員が、各自に届いた遺書を読み上げて公開することになる。
その遺書には、一見するとそれぞれの長所と感謝が書かれているように見えた。しかし、その言葉の裏に隠された真実にたどり着いた時、それぞれが姫山に対する恨みやつらみ、嫉妬等の本音が明らかになって行く。同時に、姫山自身も自殺に関わる『何か』を抱えていたことと、序列1位という立場で苦悩し葛藤する姿も炙り出されてくる
物語は、教室で一人ずつが遺書を読み上げていくシーンだけで進んでいく。しかし、その中で24人が姫山との愛憎劇をバランスよく語り暴露され、それぞれのアップ・シーンが織り込まれ、鈴木おさむの脚本も良かったし、最後まで飽きさせない、謎を含んだ内容だった。中でも、高石あかりと金光ほのかの百面相の様な演技は、なかなかの見所。全体的にも、若手俳優が、ここぞとばかりに、仰々しい演技の競い合いで、舞台演劇の様相でもあった。
遺書の秘密
突然届けられたクラスの序列。
そして序列1位の生徒の自殺。
また突然配られた各生徒あての遺書。
果たしてこれは何の序列なのか、何故死に至ったのかを遺書を公開しながら解き明かしていくミステリー。
なかなか興味深い作品だったと思います。
序列1位と聞いた時点でこれは容姿端麗とか頭脳明晰とか人気があるとか良いことの1位だと私も勝手に思いこんでしまっていたがそうとは限らないんだよな。
でもそれを知らない生徒達は序列上位を羨望の眼差しで見て嫉妬も生んでいく。
人間心理の怖さである。
ストーリー的にも最後には謎も解けてしっくりいくものだったと思う。
生徒達の演技が少々オーバーで役者過ぎるだろ!という感じもあったが緊迫感を生んで良かったように思う。
結局一番さりげない良い演技をしていた志田彩良ちゃんが....で。
あ~人間て怖い!
役者さん一人一人が際立つサイコスリラー
想像の範囲内
惜しい😓
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