「表と裏」遺書、公開。 ゆぅいさんの映画レビュー(感想・評価)
表と裏
学校を舞台としたサスペンスもの。
ある日突然自殺した生徒の遺書がクラス全員に届き、色々あって一人ひとり順番に遺書を公開していくストーリー。
そうはならないだろう、というツッコミは多々あるものの、フィンクションと割りきれば演出が面白い。
生徒24人+担任の大人数のため、1人ひとりにスポットが当たる時間は短く、登場人物についてあまり掘り下げることはしていない。駆け足気味。その代わりにキャストさんの演技が全体的にオーバー気味で、それぞれのキャラクターの印象が強く残るようになっている。
凛奈役の髙石あかりさんの演技はとても素晴らしくゾクゾクする。ドラマや映画、舞台の数をこなされているだけあって、表情や声の抑揚に迫力がある。
キャストの皆さん、表と裏の顔の切り替えが素晴らしく、今後の活躍に期待。
コメントする