僕のなかのブラウニー

劇場公開日:

僕のなかのブラウニー

解説

震災で妹を失った少年と周囲の人々の姿を温かいまなざしでつづったヒューマンドラマ。

数年前の震災で妹を亡くした小学5年生の森本和樹は、ラーメン店を営むシングルファーザーの葉介と新天地に引っ越してきたが、学校や周囲にうまくなじめずにいた。ある日、ブラウニーという妖精の存在を知った和樹は、妹は亡くなったのではなくブラウニーに連れ去られたと本気で信じるようになり、ブラウニーを探しはじめる。そんな和樹の様子に周囲の人々は戸惑うが、クラスメイトの和泉東子は親族の翻訳家・和泉大輔とともに和樹を手伝う。やがて、和樹はヤングケアラーの聡太の嘘をきっかけにブラウニー探しの旅に出かけ、東子と聡太、不登校児の雅人も和樹を追う。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の平野絢規が主人公・和樹を演じ、物語の鍵を握る翻訳家・大輔を田口淳之介、和樹の父・葉介をお笑い芸人のアキラ100%が演じた。「明日の記憶」の三浦有為子が脚本を手がけ、これまで「子どもと社会問題」をテーマに数々の短編作品を制作してきた相馬雄太監督が長編初メガホンをとった。

2025年製作/58分/G/日本
配給:夢何生
劇場公開日:2025年1月3日

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(C)僕のなかのブラウニー

映画レビュー

5.0丁寧な心理描写

2025年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

子供も大人も登場人物一人ひとりの心情が丁寧に描かれていて、見応えのある約60分だった。各役の心の奥底に押し込めてある気持ちが露呈してしまう瞬間には心が動かされてしまった。多くの人に見て頂きたい良作と思う。
それにしても、撮影現場では、特に子供たちの気持ちをどのようにして深く引き出したのだろう。簡単ではないはず。演出部の手腕が素晴らしい。

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yasu

3.0寂しさの紛らわし。

2025年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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SAKURAI

4.5子どもの心は意外に大人より強い?

2025年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

小学生と妖精の話だから、もっと子ども向けな作品かと思っていたら、割と真面目なテーマだった。
教室で、小学生特有の脱線する会話がテンポ良くてちょっとクスッとなった。

脚本を書いているのは大人だから当然ではあるのだけど、子どもたちの言う事が意外と芯を食っていて関心させられる。
しかしそれぞれに色々ありすぎて58分と短い中ではバタバタだった印象。とはいえ和樹の両親の所は、口喧嘩という方法で一気に畳み掛けて背景を見せたのは良かったと思う。

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コビトカバ

2.0YOUはなにしに日本へ

2025年1月4日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

5年前に起きた震災で妹が津波に攫われて亡くなったことを受け入れられず、ブラウニーという妖精に妖精の世界へ連れて行かれたと言う11歳のお兄ちゃんの話。

ラーメン屋店主の父親と共に今の町に越して決て、学校でも少々浮いている和樹が、妖精を信じているとクラスメイトに知れていき…。

5年前津波と言っているけれど、店内に飾られた色紙にガッツリ2023年て書いてあるし、震災は架空のものですね。

登場人物は子どもたちがメインだし、演技力云々は置いとくとしても、ストーリーや演出的にも小学生向けの作品という感じだし、ちょっと優しい世界というか温すぎというか…登場人物たちよりちょっと下の学年の子どもたちなら楽しめるのかな。

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Bacchus