劇場公開日 1957年1月15日

蜘蛛巣城のレビュー・感想・評価

全43件中、41~43件目を表示

3.0作品は微妙??

2016年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

物の怪が最初登場するシーンや手をひたすらに洗うシーンに狂気を感じて二十歳の自分でも怖かった。まぁそれが不気味さを際立たせていて良いんだけどね。でも、子どもの頃観てたらきっとトラウマ。
有名な弓矢のシーンが最高。あれを学生弓道部の部員が実際に三船や三船の周囲めがけて矢を射た(ただし、筒状の矢にワイヤーを通し、着点に誘導したもの。また遠距離からではなく、カメラフレームすぐ横からの射的)って言うんだから凄い。撮影が終了した後、三船が黒澤に「俺を殺す気か!?」と怒鳴るのも分かる。役では実際死んでるけど。(wiki参照)

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擬人法

3.0見返したくなるシーンの数々

2014年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

マクベスを下敷きにしているということもあってか、とにかく生活感というものを感じない不思議なファンタジーという印象。言われている通りとにかく印象的なのは矢。三船が無数の矢を打ち込まれるシーンは勿論、志村喬が城に帰った際に矢を打たれる様を引きの絵で撮ったシーンも本当に矢を打つとこうなんだなあという説得力があった。引きの絵と言えばなんと言っても冒頭霧の中から現れる蜘蛛巣城は幻想的で美しい。奥の暗闇から真っ白な肌の妻・浅芽が現れるシーンなどもぞくっとする。

と、見返したくなるような印象的なシーンは多々挙げられるのだけど、話が面白かったかと言われると微妙なので☆はこんなもので…。

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えら

4.0三船凄絶

2014年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

ラストシーンに至るまでの過程がすごい。
まさかと思うエンディングが待ってる。

そして三船という人のなんとも言えない魅力。凄まじいとタイトルに書いたがそれだけではない色気がこの作品の中心にある。
こんなに色っぽい役者がいたろうか。
この人はone and onlyなのだと考えずにはいられない。
この人こそ本当に今必要な役者だ。

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lotis1040