「主人公の性格に難アリ。」スタントマン 武替道 カルアミルクさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の性格に難アリ。
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冒頭のポリス・ストーリーをオマージュしたアクションは見応えあったが、最終的にそれを超える見せ場は無かったかな。
老齢のスタントマンが現場復帰して若手を育てるというプロットは悪くないが、如何せん主役のトン・ワイが怒鳴る殴るが当たり前のパワハラ気質なんで感情移入が出来なかったのが難点。
ラストに若手の代替で飛び降りスタントを敢行するが、散々怒鳴り散らして周りとの関係を悪化させてきた主人公にやられても感動に至る迄にはならなかった。
ベタだけど、不治の病を抱えてるにも関わらず命の危険を顧みずにジャンプして終劇にしていれば、ミッキーロークの『レスラー』ばりの泣ける傑作になってたかもしれない。
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