「時代にそぐわなくても、理屈で無く魂に響くもの」スタントマン 武替道 ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
時代にそぐわなくても、理屈で無く魂に響くもの
やや目立たぬ場所に移転されたブルース・リー像の前で話す、ひと昔前の映画監督とアクション監督。
香港映画は死んだと言われるが、俺より先に香港映画を死なせたくない、と言う。
そう言う映画だ。
悪い宗教や悪いウィルスに侵されたように、熱にうなされ世間から、周囲から浮いてしまう主人公。
信念があり、情熱があり、信じるものがある。
それは暑苦しく、はた迷惑で時代にそぐわないものであっても、そこに何らかの真理がある限り魅入らるものがあり、響くものがあるだろう。
香港映画は、そう簡単には死なない。
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