「直球過ぎるラブコメ」ミート・ミー・ネクスト・クリスマス 𝐵𝐴𝑈𝑀さんの映画レビュー(感想・評価)
直球過ぎるラブコメ
既に完売したペンタトニックスのクリスマスコンサートチケットを求めてニューヨークの街中を駆けまわる。今年もネトフリ製クリスマス商戦ムービー開幕の第一弾。クリスティーナ・ミリアン主演のラブコメ。いかにも語りは直球でおとぎ話のような恋に落ちる女性の盲目を煌びやかな街並みの様子とともに活写する。ペンタトニックスの歌声も価値がある。運命的な背景やアプローチで奔走する題材のため直球過ぎるほどのヒートアップが作品上の推進力となっている。先月観たM・ナイト・シャマラン監督の「トラップ」(‘24)とは同じ”ライブ”という観念でもココまで大きく異なるか。来月のクリスマスシーズンを見越した幸福感を鑑賞してぜひ先取りしよう。
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