「静かな中に悲しみが溢れている」アンデッド 愛しき者の不在 すんこさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな中に悲しみが溢れている
美しくて静かであまりにも悲しい映画でした。オープニングから滑らかに静かに時間が流れてゆくので、つい同じ空間で息をしているような錯覚に陥る。それが心地よいようで不穏。亡くなった人間が蘇って帰ってくることそれ自体は現実的ではないけれど、それに対峙するそれぞれの家族の姿には切ないほどリアリティを感じました。誰だっていつ愛する家族を亡くすかわからない。
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美しくて静かであまりにも悲しい映画でした。オープニングから滑らかに静かに時間が流れてゆくので、つい同じ空間で息をしているような錯覚に陥る。それが心地よいようで不穏。亡くなった人間が蘇って帰ってくることそれ自体は現実的ではないけれど、それに対峙するそれぞれの家族の姿には切ないほどリアリティを感じました。誰だっていつ愛する家族を亡くすかわからない。