「そしてだれもいなくなる、のか?」アンデッド 愛しき者の不在 kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
そしてだれもいなくなる、のか?
じめじめした音楽と、つきはなすように無機的なシーンのきりとりかたなどはとても好きなのだが、いやしかし、みんながみんな愛しいひとが蘇った!というテンションになるものかなあと思ってしまって、いまいち入り込めなかった。
ゾンビという概念はありそうなので、いやそれはゾンビじゃん!たぶん噛みついてくるじゃん!みたいに畏れおののくひとがいてもよい気がする。
(しかしだいたいの物語で、基本的に死体が蘇ると生者の肉を喰らおうとするのはなぜなのだろう。いつからか私のなかでもそれが常識となっているけれども)
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