エレクトリック・ステイトのレビュー・感想・評価
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大人が見るとどうだろうか?
Netflixで何やら面白そうなオススメが出てて
ストレンジャーシングスのミリーボビーブラウンが主人公ともありみてみることに。
まあ、こんなレベルがNetflix限定で見られるようになると配給会社や映画館の売り上げが下がっちゃうのかなとは思った。
映像のクオリティは高かったな。
多分小中校生向けなんだろうと思う。
ストーリー自体はどこにでもあるようなものだった。
これを大人が見るとかなり無駄に突っ込みたくなるので、
自分も純真な心は無くなって心が薄汚れてしまったのかなと思った。
なので色々思うところはあるのでこう言う子供向けのものに
おかしいだのなんだの言うのは粋じゃないからあまり書くのはやめておく。
こういうのは少年少女に向かってメッセージを送るものなので。
かつて思い描いたボクたちのロボット
人間とロボットが共存する世界と言うと近未来が相場だが、本作では1990年代というのがユニーク。
1950年代頃からロボットが人間社会に関わり始め、ディズニーランド誕生にも貢献。
人間に尽くしてきたロボットだが、自我を持ち、自由を求め人間に反旗。人間とロボットの対立が深まり、1990年に戦争へ。
当初はロボットが優勢だったが、大企業“センター社”のCEO、イーサン(誰がモデル…?)が開発した人型ドローン=“ニューロキャスター”の登場により戦況は一変。人間が勝利する。
ロボットの自由は認められず、一定の区域“エレクトリック・ステイト”に隔離。
ロボットへの差別が横行する“if世界”の戦後の現在(1994年)で…
家族を事故で亡くしたミシェル。特に可愛がってた弟クリストファーの死は心に深手を負い…。
ソリの合わぬ里親の下に預けられているミシェルの前に、ある日突然、一体のロボットが現れる。
それはクリストファーが好きだったアニメのロボットキャラ“コスモ”で、ミシェルはこのロボットにクリストファーの雰囲気を感じる。
クリストファーは何処かで生きていて、このロボットを動かしているのでは…?
そう信じたミシェルはコスモと共にクリストファーを探す旅に出る…。
人間とロボットの関係。対立と戦争。度々描かれる定番ネタだが、永遠の課題。
センター社が開発した人型ドローン。身体と意識を分離させる事が出来る装置。身体は動かさずとも、意識をドローンに繋ぎ動かす。
ロボットが差別されているのに、人間は別のハイテクに依存。便利になる一方の文明社会をチクリ黄色信号。
社会派メッセージも織り込まれているが、基本はジュブナイル的な王道エンタメ。
ミシェルとコスモ(弟)の絆。
旅には仲間が必須。途中出会った密輸業者キーツと相棒ロボのハーマン。
反発し合いながらの彼らとの交流、掛け合い。
喧嘩するほど仲がいいキーツとハーマンの友情も。
大小個性様々なロボットたち。
そんなロボットを狩る敵。大企業の陰謀。
ロボットたちのVFXのクオリティー。勿論、ロボット・バトルも。
ツボをしっかり抑え、一見子供向けに思えるが、ただの子供向けだけに非ず。
子供にはワクワク。かつて子供だった大人たちも童心に返ってワクワクしつつ、根底のメッセージに考えさせられる。
ロボット・ムービーの好編。
何と言っても、レトロ感あるロボットのデザインが堪らない。
今ではロボットと言うと、リアルでカッコいいデザインが主流だが、かつてボクたちが思い描いていたロボットってこんなだった。
もし、子供の頃描いた絵が残っていたら引っ張り出して。
レトロでチープだけど、こんな友達ロボットが欲しかった。
それを子供の頃思い描いた通りに、今形に。
アンソニーとジョーのルッソ兄弟もボクたちと同じロボット好き少年だったんだね。
ミシェルたちは“エレクトリック・ステイト”へ。そこでキーを握る博士に接触。
聞き出した驚きの真相とは…
クリストファーは生きていた。厳密に言うと、植物人間状態。
事故に遭った時身体は機能不全でも意識は生きており、それをネットワークに繋げた。
クリストファーは神童とも言われた天才的頭脳の持ち主。ミシェルにとっても自慢だった。
今人々が活用しているセンター社のハイテクは、クリストファーの頭脳あってこそ。それを隠し通し、傲慢なイーサンが利用していた。
怒りと悲しみのミシェル。弟を助けたい。
センター社を急襲して装置を断てばドローンの脅威は無くなるが、それはつまり、弟の意識も断つという事。
意識がネットワークに繋がれ、辛うじて生きている状態のクリストファー。
それで生きていると言えるのか…? こんな事、弟が望んでいるのか…?
誰よりも弟を愛し、理解していた姉だから分かる。
今生の別れになっても、弟を自由の世界へ解放させたい…。
クライマックス。意識下で再会した姉弟の姿が物語る。
また一段と大人の女性に成長したミリー・ボビー・ブラウン。Netflix作品との相性は良好。(『エノーラ・ホームズ3』はいつ…?)
クリス・プラットはクリス・プラットな役柄。
相棒ロボの声をアンソニー・マッキーが担当するなど、他にもMCUキャストが多い。
しかしそのルッソ兄弟の監督最新作ながら、批評家からは大酷評。Rotten Tomatoes現15%とは…。
批評家から見れば下らない子供向けなのだろう。
だけど、ロボットが好きなボクたちがこの映画を愛す。
欠陥あっても愛おしい。あの未来から来たネコ型ロボットのように。
日本人にこそウケるかもしれない。
アトムの時代から昔も今も、ロボットは身近に。
世界中のどの国よりも、ロボットは友達であり家族なのだ。
長いし、つまらなかった!!
私たちの現実の生活の方が遥かに厳しく、また無駄話も多く正直差し迫った感じは伝わって来なかったです。弟との悲劇的な別れもすぐに忘れ去られてしまい、この映画もサブスクでただ消費されるだけの存在で、何も残らない気がしました。
久々のハマり役!
クリスプラットは明るくてちょっとマヌケなキャラがいい!
久々のハマり役で嬉しい✨
髪切ってからはスターロードにしか見えんけど笑
ブリキロボットが進化した未来のようなレトロなような世界観もよし‼️
ロボット🤖達もいろんなのがいてほんま可愛い✨
ただミリーボビーブラウンの髪型が似合わんかったので-0.5笑
タイトルなし(ネタバレ)
機械(コンピューター等のシステム)によって、人間の感情は退化してしまった。そんな世界をぎゅうじるのは結局人間と言う事。そうさ、プログラムを作るのは人間なんだから当たり前。
機械は人間の為に存在する。この映画の世界はそれをデフォルメで表現している。
恐ろしく納得出来る結末だ。勿論、僕にとって。
しかし、別の解釈をする方々もいると思うが、僕はそれを否定して大団円としたい。涙は出るが。
CGを多用したエレクトリックな映像だが、キャラクターが「不思議の国のアリス」や「くるみ割り人形」のようで苦にならなかった。
まぁ、機械と言う事で破壊しまくって、人間に置き換えれば、スプラッター映画なんだろうなって思った。しかし、ロボットを破壊する事が暴力的と鉄腕アト●はアメリカのテレビから弾き出された過去があると聞く。
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