「バーチャル世界の人間」エレクトリック・ステイト こめちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
バーチャル世界の人間
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子供向けのロボットファンタジーかと思ったら意外に深い話だった。人の道具だったロボットはやがて権利に目覚め反乱するというのはよくある話だ。そして、ある優れた人物の能力で人類はロボットに勝つ。人間は巨大企業の作ったバーチャルマシンに作業を任せて生活している。しかし、収容施設の砂漠に閉じ込められたロボットは平和に生きたいと望んでいる。
死んだはずの天才の弟のアバターのブリキロボットが現れて、弟を探す姉の話だ。生きることは何なのかをロボットと対比することで問うている。最近のAIの発達は、ロボットが指示によって動く単なる機械から、自分で考え、進化する機械になりつつあることを予測させる。そのとき人は機械と何が違うのかを問われる。生存に何のプラスにもならない多くの負の人類の非合理的な行動はロボットにどう判断されるのだろうか?
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