中島みゆきコンサート「歌会VOL.1」劇場版のレビュー・感想・評価

みゆきさんの最近のライブを映画館で拝見できる悦び!
50年以上ご自身で作詞作曲して第一線で歌い続けてきたこの方はやはり唯一無二。
菩薩のような包容力、荒ぶる神のごとき厳しさと力強さ。
野うさぎピョンピョンからの、圧倒的スケールの地上の星、
四畳半から宇宙まで、みゆきさんの世界は限りなく広く深く多様だ。

フォーク、ロック、シャンソン、ファド、クラシック…
この方の歌と声、メッセージは世界どこでも通じるのでは。

古稀を迎えても圧巻の歌声。
歌詞に本当に心を込めてシアトリカルに表現されているので
一曲一曲の世界観が際立ち、伝えるエネルギーがとにかく強い。
あの声に限りなく癒され、なにか肩を押されて応援された気になるのだ。
みゆきさん効果恐るべし。この方の存在は決して当たり前じゃない。
よくよく噛みしめなくては。

バンドやコーラス、オーケストラの力も素晴らしく、音響が最高。
YAMAHAさん、良いお仕事。
エンドロールの後の映像も本当に温かく、
みゆきさんと仲間たちの絆を感じて幸せになった。

僕は毎年新年には中島みゆきのライブ映画を観てるけど今年初めて披露された歌がありました。
「心音」
一昨年公開されたアニメ映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の主題歌です。
アニメに興味のない中島みゆきが絡んだ唯一のアニメ作品。
バックスクリーンに映画のクライマックスシーンまで映写されました。
中島みゆきがこのアニメを大事に思ってくれているのがアニメオタクとしてとても嬉しい。
中島みゆきもこのアニメを布教したかったんでしょうね。
（＾＿＾
「アリスとテレスのまぼろし工場」は大してヒットもせず、それほど話題にもならなかったけど、大人が若者に贈る全力の人生讃歌でした。
全若者に観てほしい作品。
脚本に感動した中島みゆきが唯一引き受けたアニメ作品です。
（＾＿＾
それはそうと中島みゆきはもう神様の域にいますね。
ライブ中ずっと神々しかったです。
（＾＿＾

若い頃中島みゆきを聞きまくっていた頃があった。
今回のこのコンサートではそんなに古い曲は期待してなかったけれど、なんとビックリ‼️店の名はライフを歌ってくれた。懐かしさMAX。
今回は知らない曲のほうが多かったのに、中島みゆき節とでも言うのか、どれも聞いたことあるような気になる。ライブではわからないであろう，彼女の表情、可愛さと迫力，全て大満足。
いつも思う。中島みゆきの歌を聞くとなぜか涙が出る。
彼女表現力と声に圧倒されてあっという間の2時間だった。最後のおまけも最高でした。