「他人が決めた"正しい結論"より 自分できづいた"道"」雪子 a.k.a. YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
他人が決めた"正しい結論"より 自分できづいた"道"
ラップ映画だと言うので、鑑賞を止めようかと 迷いましたが
各所での評価が高いので、見る事にしました。
A.K.Aとは「Also known as」即ち、「通称」という意味です。
映画の題名が「SAYURI A.K.A」でない と言う事は、
"自我に目覚めた"という 人生のタイミングを描いた作品なのですね。
職場(学校)でも 友人間(ラッパー仲間)の中でも、存在感がなく
ただ世の中に流されているだけで、自分の意思で生きていない まだ自分が誰なのかも
解かっていない 子供の延長である女性を熱演した山下リオさんの、
初々しい演技がとてもよく、主人公の"自信のなさ"をうまく表現できていて
素晴らしかった。
本来なら、もう少し年齢が上の"オールドミス"が演じるだろう 熟練先生である 大迫先生は、良い"道しるべ"だったと思います。
どの小役さんも、自分の世界を持っていて、とても素敵でした。
特にピアノが大人顔負けに上手い男の子は、将来が楽しみです。
いまどきの小学校は、廊下や教室棟の建物に木が多く使われていて、素敵です。「明星小学校」なのでしょうか?
食器はポリエチレンではなく、メラミン樹脂、で、箸で食べる給食は 僕らの時代と違って、とても美味しそうでした。
子供達が食べていた ハンバーグも Good!
この映画を観たら「小学校 それは小さな社会(2024年)」と併せて観ると、これからの小学校教育の在り方が、それぞれに見えてくる気がします。
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