劇場公開日 2025年3月28日

「すべてがMAX」デーヴァラ SHさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0すべてがMAX

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

展開やストーリーめっちゃ面白かったです。でも長い・・・とはいえそう感じるのは作品のせいではないと思うのです。インド映画は長い作品が多くて、それがかなりの苦痛になっちゃっているのですけど、ほとんどは作品の中にちゃんとインターバルを設けているのに、それを無視してずっと流してしまうこの劇場のやり方が悪いんじゃないかと─インターバル無視が常態化されいるこの現状、なんかムカつきます。
さてこの作品─映像、音響ともに素晴らしい質です。壮大なつくりで、予算のかけ方も半端なく感じます。内容も非常に面白いので、最高、のはずなのですが、音響に途轍もない違和感が・・・というのも終始あまりに全部の音が明確し過ぎて、洗練され飾られた音響がベタベタベタベタはっつけられているような印象で、すべてが飾られた物語のようにしか見えず、予想外に響いてこなかったような・・・でも、それが故の面白さもあって、ある意味ですけどかなり笑えたところもありました、それは作品が意図するところかどうかは微妙ですけど・・・
とにかく音があまりに異質な感じで、特に冒頭のアフレコ感が・・・いったいあれは何だったのか・・・テキトーな感じ、手抜き?とにかく分かりやすさ優先?その意図するところはまったく理解できず、それが故に内容にも集中できず何がなんだかチンプンカンプン、あの冒頭はなんの意味があるのか全く分からなかったし、それが分からなくても全然大丈夫だったので尚更に意味不明な感じ─まぁ色々と放置されている細かな事柄がいっぱいあるうちに終焉・・・それでもそれなりの爽快感や満足感はあるのでいいかなと思っていると、2!やっぱインド映画はなげーや。

SH
SHさんのコメント
2025年4月17日

yuukiさん、詳しくお教えいただきありがとうございます!勉強になります。無知の誤解や偏見みたいなものは・・・どうしても出ちゃいます。でもこうして意見していただけると、より作品を理解できて助かります。
<(_ _)>

SH
yuukiさんのコメント
2025年4月17日

この映画はテルグ語映画なのですが、冒頭の部分はそれ以外の言語圏での場面なので、違う言語でしゃべってるところにテルグ語の音声を重ねているのだと思います。
例えば日本の映画でアメリカのシーンがあって、英語で喋っているところに上から日本語を重ねてる感じですね。

yuuki