「えっ、ブレイキンダウンの映画じゃないの」BLUE FIGHT 蒼き若者たちのブレイキングダウン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
えっ、ブレイキンダウンの映画じゃないの
2025年劇場鑑賞35本目。
エンドロール後映像無し。
映画鑑賞と同じくらいハマっている趣味に大喜利がありまして、一昔前に結構ブレイキングダウンが元になっているお題が流行っていた時期がありましたが全く知らず苦戦しました。
ようやくブレイキングダウンを知る事が出来ると思って観たらなんだこれ。
朝倉未来に少年院へ慰問され、「夢のある人 2人ですか」と手を挙げさせた後音声がない状態で朝倉未来が話した後「もう一度聞きます 夢のある人」と言うと全員が手を挙げ、主人公が朝倉未来が帰った後「ブブレイキングダウンに出てもう一度朝倉未来と話す」のを夢にしてしまったのを見てヤベェ宗教だこれ、と思いました。そこからブレイキングダウンが描かれるのかと思ったらそこに参加するまでの日常がほとんどで、しかもしまいには保護観察中なのに普通に喧嘩をしに行く始末。ブレイキングダウンの試合に間に合わない事だけ心配していましたが、普通は止める立場の女子や大人たちも行け行け言うから行かない理由ないんですよね。
敵も半グレなので話だけでも人の十人二十人遊びで殺してそうなのに最後急にいい人みたいになるのあり得ないです。そんな人の心持ってるやつ半グレにならないのよ。
そしてあれ?寝てる間にあの話したっけ?と思っていた重要な伏線を最後の最後に話して、まぁ告白するなら今許さない雰囲気出せねぇわな、という卑怯なタイミングで解決してました。普通それで関係壊れて仲直りするのをドラマにするんだよ!
そして最後の最後、絶対ここで終わるなよ・・・というところで案の定止め絵になって「俺たちの戦いはこれからだ! 次回作にご期待下さい!」エンドでした。
ブレイキングダウンの映画なのにクローズみたいな映画作りやがって、朝倉未来が素人映画作ったのか?と思ったらクローズ撮った三池監督作品でした。この人当たりハズレでかいんてすけど、今回は大ハズレでした。