「ドラえもん映画の中でも神作の一つ」映画ドラえもん のび太の絵世界物語 yuさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラえもん映画の中でも神作の一つ
40代になるおじさんですが、子供のころのドラえもん映画はロードショウ及びレンタルビデオでほぼ見ました。小学校高学年辺りから大人になるまではほぼ見てませんでしたが、結婚して子供が出来てからは子供に付き合い、いくつか見てます。
ドラえもん映画は多くの作品があるので、そのなかでもやはりいまいちなものもあり、それも含めてドラえもん映画の面白い所ではありますが、今回の作品は過去作品と比べると数少ない神作の一つと言えると思います。
冒頭の伏線回収のような始まりから途中の笑いあり・終盤のスリリングで「あれ?ハッピーエンドで終わらない?」と思わせるような内容で、とても楽しませて頂きました。
子供が楽しめてしっかり理解できるように作られているので、比較的伏線回収は読みやすく、過去の私が感じる「いまいち」な作品から想像して、「国を守る青いコウモリはきっとドラえもんが何かしらで絡んでるんでしょ」と想像してしまったところが浅はかで、映画が終わった後反省しました。
絵師のマイロが言う、「絵にうまい下手なんて関係ない。大好きな人のことを思って描いてるのがいい絵なんだ」というセリフ、物語の最後、ニュースで流れてきたのび太が書いたドラえもんの絵を少し小ばかにするコメンテーターに向かって、「分かってないな~。いい絵じゃないか。書いた人の気持ちが伝わるいい絵だよ。」(セリフの詳細は曖昧です)というセリフ、繋がっていてとても微笑ましかったです。
取り残されたのび太とマイロの窮地を救ったのは、のび太が書いた大好きなドラえもんでした。大好きな人を思って絵を描くと、その絵には魂が宿り、ずっと繋がっている・守ってくれると言われているような内容でした。
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