「ただ泣かせるだけの安いドラえもん映画とはひと味もふた味も違う。」映画ドラえもん のび太の絵世界物語 Nariさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ泣かせるだけの安いドラえもん映画とはひと味もふた味も違う。
ここ最近のドラえもん映画の中ではかなり良い出来だった!!神ドラといっても過言ではないかも⁉️
と思ったらどおりでおれの好きな、新・鉄人兵団と同じ監督なんだね!
“絵”という題材に対しての魅力を、遺憾無く発揮していて、大人も子供も楽しめる十分楽しめる良作だった🎨🖌
ストーリーは、絵に入りこむというドラえもんならではの発想から丁寧にしっかり描いていて、前半で張った伏線を、後半で上手に回収していたり、熱いバトル展開があったりと、少年漫画を読んでるかのようで楽しかった‼️
今作オリジナルキャラのクレアとマイロも、ただの記号的キャラではなく、ちゃんと魅力的な立ち位置だったし、ラスボスが登場してからの絶望感もハンパなくて、マジどうやって倒すんだよって大人でもちょっと不安になるような笑笑
さらに、映画の軸となっているメッセージ性も、シンプルながらめちゃくちゃ良くて!!
のび太のパパやマイロが言っていた、
“絵は上手く描くことが大事なんじゃない。
大好きなものを大好きだーって思いながら書くこと、相手を思う気持ちと楽しむ気持ちがあれば、気持ちのこもった良い絵になる”
これは絵だけに限った話じゃなくて、色んなことに共通するテーマだったりすると思った。
上手い下手が大事なんじゃない。そんなのは二の次で、楽しむ気持ちと相手を思う気持ちがいちばん大切なんだと。
ちなみにのび太のパパって、昔画家を目指してたらしいね?笑
ただ泣かせるだけの安いドラえもん映画とはひと味もふた味も違う。
今までドラえもん映画を観てこなかった人や、なんなら毛嫌いする人にも1度は観てみてほしい!
🍿是非劇場へ🎥
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