「いま、世界中の映画賞である現象が起きている。」Flow ガッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
いま、世界中の映画賞である現象が起きている。
本命とされていたあの「野生の島のロズ」を打ち破って第97回アカデミー賞 長編アニメーション賞を受賞した映画。
日本の「侍タイムスリッパー」もそうだが、大手のスタジオのビッグバジェットの作品だけが日の目を浴びるわけじゃなく、寧ろそれとは対称的な小規模作品が評価されると言う現象が、世界的に昨今起こっているような気がする。
「ワンダと巨像」、「人喰いの大鷲トリコ」、「風ノ旅ビト」、「INSIDE」
これらは、「Flow」で見事アカデミー賞の最優秀長編アニメーション賞に輝いた、ギ
ンツ・ジルバロディス監督がファンのゲーム作品である。
それも納得してしまうほどの臨場感と没入感のある作品だった。
特に上空に連れ去られる、下へ落下するといった上下の空間のダイナミックな演出が素晴らしかった。
ポストクレジットにも続きがあるので見逃し注意。
監督の前作の「Away」もおすすめですよ。
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