「なかなかに切なさが残ります」Flow Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかに切なさが残ります
クリックして本文を読む
自然に住む動物たちと1匹の猫を追う長編アニメーション
セリフはなく、動物たちの鳴き声や生態で状況を把握する
1匹の黒猫にフォーカスして、大洪水にのまれながらも必死必死に生き延びるすがたを、不安と緊張で煽られるも、リアルかつ綺麗な映像で綴られる
それぞれ大洪水を逃れて一艘の船に集結した動物たちが、言葉はなくとも支え合いながら窮地をしのぐ
世界中が洪水に呑み込まれたかのようなシチュエーションに、
何度となくハラハラとさせられる
偶然なのか奇跡なのか、巨大な魚に救われるような場面が何回かあった。
最後洪水が引いてのまれていた自然が戻ると、黒猫を救った巨大魚は打ち上げられたようになってしまい、弱っていくがどうすることもできない黒猫が切なかった
コメントする