「ラトビアのアニメ映画 一匹の黒猫の目線で、初めから終わりまで描かれ...」Flow woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
ラトビアのアニメ映画 一匹の黒猫の目線で、初めから終わりまで描かれ...
ラトビアのアニメ映画
一匹の黒猫の目線で、初めから終わりまで描かれた動画。
現れるのは、猫さん一匹と、他の様々な動物のみ。
人間の面影は皆無、言葉も皆無。
建物や、かつて使われたであろう部屋や道具類があるぐらい。
世界中が洪水で沈みはじめ。
猫らしく、最初は孤高だったものが
他の様々な動物と、追いかけられたり、助けられたり、
仲間意識が芽生えたり、警戒したり、去られたり etc.
生き延びてゆくための逞しさ、圧巻。
ふだんの私的な悩みが、小さく安っぽく見えてきました。
誰(どの生物)目線に寄り添うかで、見える物事がまるで違う印象です。
再び観にいかねば。
あとでパンフ冊子を読んで驚いたこと、
OSS(オープンソースソフト)の動画ソフトですべてつくられたとか。
お金をかければ良いってものではないですね。
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