「適切な治療は必要なもの」どうすればよかったか? 由良さんの映画レビュー(感想・評価)
適切な治療は必要なもの
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初めに、このレビューを書くにあたっても、映画の冒頭で出てきた誰かを責めるということはここでもしないようにしたい。
だが、あんなに口を真一文字にした険しい表情しかしなかったお姉さんが、お母さんが認知症になったことでお姉さんが病院へ入院し退院すると、料理をし始めたり、カメラにピースで笑顔を向けるようになった姿を見ると、どうしても適切な治療は必要に感じてしまう。
そのためにも、家族の理解はもちろん、家族が安心して治療させられる医療機関の整備も、今の社会では必要に感じる。
この映画でより、精神医学についての関心や理解が広まっていくことを望みたい。
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