劇場公開日 2024年12月7日

「こういう家族もあるんだな」どうすればよかったか? りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5こういう家族もあるんだな

2025年1月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

優秀だった8歳上の姉は、両親の影響により医師を目指し大学の医学部に進学した。その姉が、ある日突然、訳のわからないことを叫びだした。統合失調症が疑われたが、医師の父と母は病気だと認めず、精神科の受診を拒んだ。そのことに疑問を持った弟は両親を説得したが、両親は変わらず、わだかまりを抱えたまま実家を離れた。
姉の発症から18年後、映像制作を学んだ弟は帰省するたびに家族の様子を撮影し記録した。家族にカメラを向けながら両親と対話し、姉に声をかけ続けたが、母が認知症になり83歳で亡くなり、姉も肺ガンで・・・そんな弟(藤野監督)の家族を記録したドキュメンタリー作品。

これを観て何を感じれば良いのだろうか。
弟として、早く姉を病院に入院させたかったんだろう、というのはわかるし、両親が共に医者であり、論文に固執するような研究者だったようだから、何かのプライドで、精神科の受診を拒んだのだろう。最後まで観てもそこはよくわからなかった。
統合失調症の患者を見た事がなかったので、こんな感じなんだ、というのは勉強になった。
で、どうすればよかったか?、は両親が子供に良かれと思ってした事なら、周りがとやかく言う事じゃないんだろう。経済的な援助は両親がしていたようだし。
こんな家族も有るんだろう、くらいの感想。

りあの
iris180さんのコメント
2025年1月25日

経済的には、障害年金と生活保護で自立できる制度があります。安心して働くためのセーフティネットとして生まれた制度です。

iris180