「どうして欲しかったか」どうすればよかったか? ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
どうして欲しかったか
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どうすれば良かったかというタイトルのこの映画、でも、彼女がどうして欲しかったかが大事な気がした。病気がわかった時,それを隠し続けた親,どうして良いか分からずカメラを回す弟、姉の辛さによそう叔母、それぞれの立場があり。考えがあったと思う。そもそも医学部に本当に行きたかったのだろうか,教養課程では問題なかったのに実習に入ってからおかしくなってる。彼女の人生はちゃんと彼女のものだったのか。
大切なのはこの女性にとって何が良かったかだと思う。ちょっと入院したら快方に向かったのは救いでもあり,彼女の元気な姿も安心した。もっと早く誰かがやつていたら。それは第三者でも良かっただろう。
最後のインタビューで、認知症になった母親に責任転嫁し、自分は間違っていたとは思わないと言い放つ父親。ある意味充実の人生?どんな意味だよと言いたくなってしまった。
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