「めちゃめちゃ色んなことを考えさせられた作品」どうすればよかったか? ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
めちゃめちゃ色んなことを考えさせられた作品
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映画を観る前に統合失調症がどんな病気なのかを
ネットで検索して調べ、前情報としてインプットしました。
観ていて非常につらかったです。
しかしながら、監督の思いは受け止められたかなと思います。
・統合失調症であるお姉さんが寛解しているシーン
食事をつくったり、インスタントカメラで写真を撮ったり、ピースサインをしたり、
買い物をしたり、、、というシーンに涙が出そうになりました
・お姉さんが亡くなる直前に聴いていた曲が、ビートルズ「Free as a Bird」であったこと
この歌詞を噛みしめていらっしゃったのだろうなと思うと、涙が出てきます
・監督がお父さんに「どうすればよかったか?」を問うシーン
後悔はしていないというお父さんには、最後まで監督との相互理解はできなかったと
突きつけられた気がしました
お母さんが体裁を気にしていたという発言も、それは事実なのだろうなと思いました
この世代の方の価値観なのかもしれません
多くの方に観ていただき、いろいろと考えてみてほしい作品でした。
2024年の劇場鑑賞はこれで見納めです。
2025年もすてきな映画との出会いを求めて、鑑賞していきます。
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