「お姉ちゃん、これから何がしたい?」どうすればよかったか? さいてょさんの映画レビュー(感想・評価)
お姉ちゃん、これから何がしたい?
観てから一週間以上感想がまとまらず今に至る。なぜなら、言語化する感想すべてが、この作品からくらったものより、浅く陳腐なものに思えたからだ。
話はできても対話にならない親。
家族という呪術。
世間の目、その世間のひとりである自分。
弟の苦しんだ時間。
子離れの難しさ。
医療のすばらしさ。
おきている出来事から感じる心のザラザラは、すべてを弟の愛でくるまれた映像により苛立ちへは変わらず、苦しさと悩ましさに変化していく作品。
20年にもわたる撮影期間が産む、映像の変化、フッテージ。映像作品としての魅力も多分にある。
これは、観ないとわからない。
観ればとんでない作品であることはわかる。
また、整理ができればレビューを更新しようと思う
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