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映画レビュー
内容と題材が─
TIFF2024
興味深く強烈な内容と題材だったため、その出来事を起点に、どんなに時空を超えても、自由自在に巡っていく叙情的な映像を存分に堪能できた気がします。
悲しみに満ちた雰囲気ではあるけれど、非常に無機質なものも同時に感じて、この重大な出来事に意味などあるのかと思ってしまうほどに冷たいものを感じます。なおかつ、途轍もない出来事の原因は何か、非常に気になるところを、見れば見るほど原因なんて果たしてあるのか、それを求めて何になるのかという思いも強まります。それがいい悪いということではなく、それこそがまさに現代的だなぁと─。日々の悲劇やニュースと照らし合わせると、この作品が描き出している雰囲気共有できるような感覚に陥ってしまいます。
類い希な悲惨な出来事とはいえ、誰にでもどこにでも起こり得る出来事だというそんな危うさも感じてしまいます。いろんなことを感じてしまう作品でした。
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