サラリーマン金太郎【魁】編のレビュー・感想・評価
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原作とは違うストーリー
原作が好きなので原作に忠実に作って、原作のイメージにあう出演者にしてほしかったが、原作にない登場人物やストーリーを入れるなら、中途半端に原作の登場人物を出さずにオリジナル部分をもっと丁寧に作り込んで欲しかった
あれだけ地熱発電反対だと対立してたのに、村の子供が行方不明になった時も人命にかかわるから協力したとしてももっとギクシャクしてるだろうし、助けたあと急にリーダーが地熱発電容認して丸く収まるのもおかしい
村人の中には反対する人もまだいると思う
三田善吉も地熱発電など海外に頼らないエネルギー政策に変換したいから、従来の石油利権、発電利権を守って、地熱発電を潰すという行動は辻褄が合わなく矛盾している
まるで炭酸。
東京の飲み屋で知り合った周りからの嫌われ者だった謎の婆さんこと中村加代が実力者、その加代から地熱発電所プロジェクトを任されることになる矢島金太郎の話。
九州建設現場に入る金太郎だったが、下請け会社の“作業放棄”、地元住民からの“建設反対”と困難にぶつかる金太郎だが…。
観始めて早々イラっとくる下請け会社のボイコット、仕事せずに酒と、その光景を見てキレる金太郎に…、殺っちまえ!と思う前に動いてくれる金太郎!(笑)
とりあえずふんぞり返ってる下請けの社長!…と殺り合うけれどアッサリ負けって…どういうこと!?(笑)
下請け、地元住民との難が解決と思えば、建設中止と…、話が進めば表と裏社会に顔が効く三田が現れ、その三田のせいで建設中止と知り、その三田家に殴り込みへと行くけど気持ちいい!色々作品観てるけど、ここまで爽快、気持ちいい、面白い!と思える作品は中々ないかも。
またこのキャスト、鈴木伸之の金太郎で新作映画、TVドラマシリーズとやってほしい!必ず観る!
サラリーマン金太郎魁
んー!!いい!!伸之くんカッコいい!会長と社長、ばあちゃんが金太郎を守るとこ、泣けました…。ホント、いい映画なのに、暁同様、公開したばかりなのに何で1日1回の上映しかないのー?もっとたくさんの人に観てほしいです!!
【”男の器”地熱発電所建設を任された金太郎が、色々と奮闘するお話。政財界のフィクサーを演じた本田博太郎さんが、良い味を出しています。金太郎は今作でも男女に関係なくモテモテです!】
<Caution!内容に触れています。>
■第一作目は、ヤマト建設を牛耳ろうとする極悪社長を演じた橋本じゅんさんが、大変すばらしい悪役振りで、その企みをぶち破った金太郎とその仲間達の姿に、カタルシスを覚えたモノである。
今作では、極悪男だと思った政財界のフィクサー、三田善吉を演じた本田博太郎さん(「京都人の密かな愉しみ」でファンになった。あの、ねっとりとした話し方が好きである。序に言うとお若い時の写真を見ると、物凄いイケメンである。)が、実は日本の先行きも考えて、敢えて地熱発電所建設を反対させて、日本国民に”原発と火力発電だけでは駄目だ!というメッセージを出そうとしていた”という流れが、少々強引であるが、説得力はあるなあ。
金太郎は、今作でも工事に反対していた人たちや三田を、その真っ直ぐで信念を貫く姿で魅了していく。この作品は金太郎のキャラクターで成り立っている事が良く分かるのである。
尚、まだ、ベトナムに出向させられた鷹司(城田優)が、じゃじゃーんと控えている。あの全て木で作る壮大なプロジェクトの話はどうなったのかな?第三作はあるのかな?
それにしても、今作は大手ゼネコンが協力しているが、ゼネコンって今でもちょっとミスすると、一時的に海外の子会社に出向させて、ほとぼりが冷めたら本社に戻すなんてことをやっているのかなあ。
<次作では、今作でも描かれた下請け法違反(下請け業者に工事代金を払っていなかったって、その事が明らかになった時点で社長、会長は馘でしょう!コンプライアンス緩いなあ。)などを含め、是非とも、金太郎に大手ゼネコンの闇をぶち壊し、働き方改革を進めるアツい話をお願いしたいところである。以上!>
日本の現状を示した大変共感できる内容だ
前編を観賞済みなので、観てきました。今回は地熱発電所の工事現場が舞台になりますが、温泉旅館も出てきて、入浴シーンもあり旅行気分になれます。
大和会長の下請けは家族であり、社員は子どものようなものだと語る2つの場面に大変共感しました。現在、某テレビ局で社員を性接待や捨て駒にしている疑惑が報じられているため、なおさらです。本当に今、日本は起承転結の結の部分にさしかかっていると思います。
鷹司(城田優)の全て木を使ったプロジェクトだけ謎のままで終わったので、少し気になるところです。
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