「グロンギ出てたよね?」THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE アントニオ3世さんの映画レビュー(感想・評価)
グロンギ出てたよね?
クリックして本文を読む
妄想の様な作品だったので、こちらも妄想で。
「深津絵里さん」を撮りかったのね、と言うのが1番の印象。
オダギリさんはメジャー作品、エンタメ色の強い物とは距離を置きたいとよく語っている。そのどちらにも属するような朝ドラ、「カムカムエヴリバディ」に出演したのは、深津さんと共演が出来るのならと言う理由だったそうだ。
そして、きっと得たものが大きかったんだろう。その想いがオダギリさんの心象風景を通して、やや歪められてこの映画のほとんどを形創っている。
物語の中で何度も出現する「どこでもドア」。本家のドアと違うのは行きたい場所へ行けるわけではないという所。
選択に出合い、何かと出会う。本当は行きたくない扉の先に、実は素敵な事が待ってるかもしれない。
鹿賀丈史さんと吉岡里帆さんのシーンをはじめ、社会風刺もちりばめられている。尊重とかそういったメッセージかな。さすがに共感出来ない部分もあったが大した問題じゃない。
何とまぁ、こんなコラージュの様な映像とストーリーを1本にまとめる上げるとは…。
本当は「気絶」や、オリバーと青葉君、ルドルフとコニシさん、溝口氏の関係の妄想も語りたいけれど、卑弥呼の伝説より長くなりそうなのでやめておこう。
テレビシリーズを見てない方は置き去り状態だろうし、見て好きになったファンは肩透かしを喰らうかも。
オリバーよりむしろカムカム好きの方にオオスメかな。深津さんがキャバレーで歌うシーンは「るい」を思い起こさせるし、海のシーン、トランペットというアイテムも出て来るしね。
あと一瞬だったから自信ないけれど、ラストのキャバレーのシーン、グロンギのお二人出てたよね⁉
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。